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本日2014年6月3日、東日本では高気圧に覆われ、真夏日となっているところも多いようだ。気象庁のホームページでは、日本全国の観測点での気温がランキング形式で発表されている。そのデータを見てみると……北海道の気温がとんでもないことになっているぞ。

まず、気象庁が本日2014年6月3日14時時点で発表したデータによると、日本全国で1番気温が高いのが……なんと北海道・十勝地方の駒場と、同じく北海道の網走・北見・紋別地方の美幌と北見で、いずれも37.2℃。さらに、その次も同じく北海道の網走・北見・紋別地方の境野と津別で36.9℃。そして、その次も北海道……。北海道ばっかりじゃん!

つまり、最高気温ランキングのトップ10を北海道が独占する事態になっているのだ。

・トップ10のうち8カ所で観測史上の最高気温を更新

また、本日14時発表のデータによると、北海道・十勝地方の駒場をはじめ、2位の北海道・網走北見。紋別地方の美幌、同地方3位の北見など、8カ所で最高気温を更新。それ以外の2カ所も6月の最高気温を更新する形になった。

・観測史上最速の猛暑日

ちなみに本日6月3日の時点で、北海道内で猛暑日を記録、すなわち最高気温が35℃を越えたのは、観測史上最速。この異常な高温は、北海道上空に真夏並みの暖気が流れ込んだ影響らしい。

・熱中症に要注意

これだけ暑いと心配なのが熱中症だが、すでに北海道内では、熱中症の疑いで搬送された人が出ているとのこと。こま目な水分補給を心がけるとともに、十分注意したいところ。なお、この異常な高温は、6月5日まで続く見通しとのことなので、引き続き警戒した方が良さそうだ。

参考リンク:気象庁北海道新聞
執筆:和才雄一郎

▼驚くような数値が並んでいる
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