2014年5月7日、マクドナルドで「とんかつマックバーガー」と共に「マックチュロス」が発売された。
「チュロス」はスペインやポルトガルで食べられる揚げ菓子で、日本ならディズニーリゾートやUSJ、ミスタードーナツのものが有名! でも「マックチュロス」は私達がよく目にする「チュロス」とは見た目が違うんだけど……実際に食べてみた!
・「マックチュロス」にはいわゆる “チュロス感” はない
チュロスと言えば、断面が星型をした細長い棒状、もしくはそれを楕円やハート型に曲げたものを想像しがちだ。気をつけないと、口の中を切っちゃいそうなくらいとんがってて、カリッカリである。
しかし、「マックチュロス」は、棒は棒でもかなり太い。外の薄皮こそカリっとしているが中はモチフワである。チュロス感ねぇぇぇぇぇ!!!! しかし……ああああ、これアレですわ。チュロスというより、中華圏で豆乳やお粥と一緒に食べる揚げパン「油条(ヨウティアオ)」の方に近い!
しかしスペイン・ポルトガルのチュロスの起源が「油条」という説もあるくらいなので、チュロスと言えばチュロスなのかも!?
・砂糖控えめのシナモンシュガーがイイ!
「マックチュロス」は、メープルフレーバーシロップとシナモンシュガーの2種類の味を選ぶことができる。ただ、メープルシロップはホットケーキのものと同じであるそうだ。ということで、今回はシナモンシュガーを食べてみたぞ。
このシナモンシュガーは砂糖がかなり控えめだ。そして、「あれ? 苦い?」と思ってしまうほどシナモンがきいている。マクドナルドと言えば、濃い目の味付けなものが多いが、驚くほどシンプルで、上品さすら感じてしまう。
ただ、シナモンの香りが相当強い。そのためか、マックチュロスを食べた直後に会った人に「なんだか仏壇のニオイがするね」と言われてしまった。シナモン(桂皮)、お線香に使われることもありますものね……。
・朝食やオヤツによさげ!
ちなみに、「マックチュロス」の、シナモンシュガーは、パウダーをマックチュロスが入った袋に入れてシャカシャカ振って食べるタイプ。「シナモンは好きだけど多すぎるのはちょっと」という人は様子を見ながら量を調整すると良いだろう。
片手でサクっと食べられて小腹が空いたときに良さげ。また、朝マックの時間帯から販売しているので、朝食として食べるのもアリである。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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▼「マックチュロス」!
▼断面図はこんな感じ
▼中国の「油条」に似ている気が……!(画像参照元:Flicker msittig)
▼シナモンシュガーの場合、チュロス入りの袋にフレーバーの粉を入れて
▼シャカシャカ振る!
▼手を汚さずに食べられるのがイイ!
▼腹持ちもわりといい