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野球ファンにとってつらい出来事といえば、応援するチームの選手が他チームへ移籍することがある。それはアメリカとて同じであり、敵として対戦した際には容赦ないブーイングが浴びせられるものだ。

2014年4月30日に行なわれたヤンキース vs マリナーズではロビンソン・カノ選手が標的となったのだが、試合前に企画された「ドッキリ」がおもしろいと話題になっている。YouTube にアップされたタイトルは「Robinson Cano Surprises Yankees Fans While They’re Booing Him」だ!

・マリナーズへ移籍したカノ選手

登場するカノ選手は、昨オフに10年2億4000万ドル(約240億円)という超高額の大型契約でヤンキースからマリナーズへ移籍。移籍は選手個人の権利だが、彼はチームの主軸であったため、移籍を快く思っていないヤンキースファンも多い。

・ブーイングを浴びせるファン

そこで企画されたのが今回のドッキリ。「カノ選手が描かれた箱」にヤンキースファンは思いの丈をぶつけていこうというものだ。怒り心頭のファンたちは放送禁止用語まで飛び出すブーイングを浴びせる。

・手のひら返し

ドッキリということで箱の中から本人が登場するのだが、ヤンキースファンたちのリアクションが爆笑必至となっている。彼らは目の前に現れたスーパースターに対し、簡単に手のひらを返してしまうのだ。

・この動画に対するネットユーザーの反応

「超おもしろかった!」
「あかん、ベタだけと面白いww」
「大竹でぜひ見たい」
「NPBでもやってみよう。」
「いいね心があたたかくなる」
「なんだかんだプロの選手に会えたら、実際嬉しいよね笑」
「心当たりが有り過ぎてファンが自分にしか見えないwww」

などなど、本人が登場した後のリアクションがおもしろかったという声や、ぜひ日本のプロ野球でもこういった企画をして欲しいというコメントが見られたぞ。

ちなみにマリナーズの4番セカンドとして出場したカノ選手が打席に入ると、ヤンキースファンからはブーイングだけではなく、歓声や拍手も贈られた。9年間所属していただけに彼がいまだに愛されていることがわかるシーンであった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼カノ選手は0:45〜登場するぞ

▼ブーイングを浴びせるファン
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▼本人が登場すると……
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▼ニコニコで握手である
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▼カノ選手が打席に入るとブーイングと歓声が入り乱れた

▼ジーター選手と談笑する姿も見られたぞ