まだ全日程を終了していないが、2013〜14年シーズンの欧州サッカーでもっとも結果を残した日本人選手といえば、ドイツ・ブンデスリーガのマインツに所属する岡崎慎司選手だろう。
第30節までに決めたゴール数は「13」。ドルトムントで香川選手が記録した日本人最多記録に並んでいるほどだ。そしてその活躍が評価され、なんとドイツの公式サイトで岡崎選手の ”これまでに挙げたゴールベスト5” が発表されているぞ。果たして1位は?
・第5位
2014年3月15日に行なわれ、アウェーに乗り込んだホッフェンハイムとの一戦でのゴール。相手の背後から飛び出し、彼の代名詞である「ダイビングヘッド」でネットを揺らしたゴールだ。いきなり彼の魅力がタップリのシーンである。
・第4位
続いては2013年11月24日に行なわれたアウェーのブレーメン戦でのものであり、こぼれ球に素早く反応した岡崎選手らしいゴール。諦めずにキッチリ詰め、落ち着いて決めたこれまたきれいな一発だ。
・第3位
そして3位は、2013年12月21日に行なわれた敵地ハンブルガーSVとの試合。ディフェンダーの背後を取る動きから頭でトラップし、華麗に決めたゴールだ。泥臭さではなく、器用さが光った意外性のあるシュートであった。
・第2位
2013年10月26日に行なわれたアイントラハト・ブラウンシュヴァイクとの一戦。スペースに走り出し、味方選手からの絶妙なパスをダイレクトシュート! キーパーの頭上を越す技ありループシュートはインパクトがあり、覚えている人も多いのではないだろうか。
・第1位
ここまでマインツでのゴールばかりだが、1位は前に所属していたシュツットガルトで、2012年2月20日のハノーファーとの試合で決めたゴールだ。当時チームメイトであった日本代表の酒井高徳選手が起点だぞ。
酒井選手のクロスボールを味方が競り、こぼれたところに岡崎選手がバイシクルシュート! ゴール右隅に突き刺さった一撃はポジショニング、シュート共に素晴らしく、1位も納得である。
……以上が、岡崎選手がブンデスリーガで決めたゴールベスト5だ。現所属のマインツでのものが多いが、それだけチームメイトと息が合っているということだろう。今季は残り4試合、勢いそのままに日本人最多ゴール記録の更新に期待したい。