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大手ハンバーガーチェーンのバーガーキングは、2014年4月25日から朝食メニューを刷新。従来の7種のメニューのうちの5種を新しい商品に変更した。さらに価格も変更し、より買い求めやすい体制を整えた。7種もあるとどれを食べたら良いのかわからなくなってしまう。朝の忙しい時間に迷っている場合ではない。ということで、どれが一番おいしいのかを食べ比べてみた。

・朝食メニューの一部を値下げ

今回の刷新で一番大きなポイントは価格ではないだろうか。消費税アップ後であるにも関わらず、Sサイズドリンク付きの「コンビ」の価格を「290円・390円・490円」から「290円・350円・410円」にしている。290円メニューは据え置きではあるが、他の2つの価格をそれぞれ値下げしているのである。

・バンズも新開発

また、5種の新商品はすべて新しいバンズ(パン)を開発したそうだ。ただでさえ激戦の続くファストフード市場において、バーガーキングはかなり朝食に力を入れてきている。これらのうち、もっともおいしいものを独断で選んでみた。

1位 スパム & チーズ(単品260円)

スパムとは誰もが知ってるランチョンミートのことである。「なんだスパムか……」と思うかもしれないが、朝食メニューのなかでこれがダントツにおいしい。バーガーキングといえば、炭火焼きなのだが、スパムを炭火焼きにしているので、香ばしく食感が良い。スパムの持つ食材のポテンシャルを最大限に引き出したハンバーガーといえるだろう。朝だけでなく昼も食べたい。

2位 フィッシュサンド(単品310円)

これは以前からあるメニュー。残念ながら、新商品はフィッシュサンドの牙城を打ち砕くことはできなかった。サクサクの衣の食感がよく、チーズのコクとタルタルソースの酸味が、フライドフィッシュのおいしさを引き立てる。新開発したという胚芽バンズとの相性はとても良い。朝から肉は食えねえという人にはちょうど良いだろう。余談だが、フライドフィッシュ自体はケンタッキーにやや負ける。

3位 ボロネーゼバーガー(単品260円)

酸味のきいたボロネーゼソースにトマトをプラス。これもまた軽い口当たりの胚芽バンズとの相性がとても良い。濃厚なソースがバンズによく馴染んでいる。あえて難点があるとすれば、ボロネーゼソースが主張しすぎるため、思わず「これでスパゲティ食いたい」と考えてしまうことだろうか。これもまたどちらかといえば、昼にも食べたい一品。

バーガーキングは「ビーフハムサンド」を一番のおすすめとしているのだが、想像の範囲を超えるものではないので、あえてベスト3から外した。種類が豊富で選ぶ楽しみもあるので、自分に合った朝食を見つけるのも楽しみのひとつではないだろうか。

Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼モーニングバーガー 単品200円
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▼ボロネーゼバーガー 単品260円
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▼スパム & チーズ 単品260円
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▼BLTバーガー 単品260円
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▼BKホットドッグクラシック 単品200円
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▼ビーフハムサンド 単品310円
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▼フィッシュサンド 単品310円
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