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どこかへドライブするときに絶対欲しい自動車の装備といえば、行き先を指示してくれる『カーナビ』だ。

カーナビさえあれば目的地にたどり着くことはなんとかなるが、できればドライブ中の動画を撮影してくれる『ドライブレコーダー』も欲しい。

ドラレコは事故のときの重要な証拠にもなるし、何より旅行先での記録になる。例えるなら自動車旅行の名わき役的存在である。

・カーナビ+ドラレコ

必須アイテムであるカーナビと、名わき役のドラレコが一体化したら……!! どんなに便利なことだろうかッ……!!! さらにそれが取り外しも容易な「ポータブルナビ」なら最高。

そんなドライブ好きの願いを叶えたアイテムが、パナソニックの『ゴリラアイ』。ポータブルナビにドラレコが付いた、最新型のカーナビである。聞いた話によるとドラレコの画質もなかなか良く、ナビの性能もバッチリだというのだが……。

・実際に試してみることに

実際にその性能を確かめるべく、ゴリラアイを1日お借りして近場までドライブへ行ってみることにした。カーナビは正直分かりやすければ良いと思うが、肝心なのは「ドラレコ」の部分である。ソレがショボいとドライブ中の楽しい記録も水の泡だからだ。

今回は自動車ファンならきっと一度はドライブへ出かけたことがある、神奈川県の「TOYOTIRES ターンパイク」と、「芦ノ湖スカイライン~箱根スカイライン」2本の道を走ることにした。

乗った車種は三菱自動車の『アウトランダーPHEV』。わりと車高が高い車なので、ドラレコの性能さえよければきっと良い動画が撮れるだろう。

・なかなか良いぞ!

ナビの取り付けの簡単さで最初からすでに感動しつつ、まずはターンパイクへ向かう。おおっ、桜のトンネルがきれいですなぁ! 次に行っ芦ノ湖スカイラインもカーブが多い山道だが、あまりブレずによく撮れている。

また、ゴリラアイのドラレコは基本的に常時録画されており、記録媒体の容量が限界近くなると古い動画から自動的に削除されるのだが、残しておきたい場面は手動で録画することにより、削除されず保存されるようになる。

つまり、普段何か起きたときの記録用と、ドライブの景色を残しておきたい保存用の1台2役になってくれるというワケだ。ナビ+ドラレコだけでなく、こういった細かい部分も良くできていると感じた。

・感想として

気持ちよくドライブを終え、撮った動画を見てみるとなかなかキレイ! さらに撮影した場所も表示してくれるので、どこでこの風景を見たのかも一目瞭然である。ナビも全旅程を完璧に指示してくれたので、コレならナビもドラレコも両方問題なさそうだ。

全体的な感想としては「コレをもって日本一周してみたい!」ぐらい手軽で機能も充実した製品だと素直に思った。現在ゴリラアイの特設サイトでは、ゴリラアイを付けた車で日本縦断をしたドライブムービー「ONE SKY, ONE ROAD」が楽しめる。

4500km、80時間にも及ぶちょっとドラマチックな日本縦断の旅……ゴリラアイで撮影した「日南フェニックスロード」や「東京湾アクアライン」などのドライブコースは果たしてどのように記録されているのだろうか?

この特設サイトは、鹿児島県佐多岬から国内の59もの名道を走り、北海道宗谷岬までの80時間におよぶ道のりを収めたフルタイムムービーや、約2分間に編集した高速ダイジェストムービー、映像と地図を同時再生したマップ連動再生ムービー、8日間の走行中に起きたハプニングなどを集めたドキュメント映像のメイキングムービーの4種類で構成されているようなので、詳細はぜひ特設サイトにてチェックしてくれ!

参考リンク:ゴリラアイ ONE SKY, ONE ROAD
Photo:Rocketnews24.

▼記者が撮影した動画。なかなか綺麗に映っている