「変装」といえば、真っ先に人気アニメ『ルパン三世』を思い浮かべる人も多いかもしれない。誰かに成りすましたルパン三世が、マスクをはぎ取り自らの正体を明かす場面がある。あれこそ変装の代名詞と言って良いだろう。
まさにそれを再現したような映像が、海外ネットユーザーの間で話題になっている。それを見ると、女優エマ・ワトソンがしゃべっていると思ったら……、ウソーッ!! それはエマのマスクを着用したソフィア・ベルガラであったのである。これは一体どういうこと? 本当に変装なの!?
・1カ月で260万回再生
この動画は、curveballbeというYouTuberが2014年3月に公開したものだ。わずか1カ月で260万回以上、視聴されている。話しているはずのエマの顔がグニャグニャと歪み、ラバー製のマスクになってしまう。それをめくると下からソフィアの顔が出てくるのである。
・超精巧なマスクに見える
一瞬、本物? と思ってしまうのだが、あまりにもマスクが精巧に見えるため、不自然な感じが否めない。実はこれ、本当のマスクではない。この映像のモチーフになった動画があり、それにエマとソフィアの映像を重ねて加工しているのだ。
・いつかこんなマスクが……
元の映像は、「スーザンマスク」という頭から胸部まですっぽりと被るタイプのマスクを試用しているものだ。良く見ると、元の映像とエマの変装映像の構図が一致している。元映像の情報がなければ、この超そっくりになれるマスクが実在しているのではないかと思ってしまうほど、よく出来ている。もし仮に、このマスクが実在したなら、悪用される可能性も否定できない。いつか技術が進歩したら、このような超そっくりマスクが登場するかも。考えただけで恐ろしい……。