近年のサッカー界ではパスを回し、ボールをポゼッションしつつ相手陣内へ攻め込む形が主流となっている。有名どころでいえば日本代表、そしてスペインの強豪・FCバルセロナも同様のスタイルだ。
高度な技術が必要となるポゼッションサッカーだが、とある試合で「36本」ものパスを繫いでゴールへたどり着いたプレーが話題になっている。その様子は動画「Dundalk 36 passes, wonder-goal – v St Pats (Normal speed)」で確認可能だ!
・アイルランドでの試合
36本のパスから生まれたゴールは、2014年4月4日に行なわれたアイルランド・プレミアリーグのセント・パトリックス・アスレティックFC(赤)vs ダンダークFC(黄)の試合で炸裂した。
・後半ロスタイムでのプレー
前半にセント・パトリックスが先制するも、ダンダークが後半に3点を奪って逆転した試合終了直前のロスタイムのことである。ダンダークは2点のリードをしっかり守るためにもゆっくりと時間を使う。
・バルセロナ顔負けのパス交換
相手の出足を探りつつ、右へ左へとパスを散らすダンダーク。意思の疎通ができており、セント・パトリックスの選手たちはボールを奪うことができない。きれいなトライアングルでのパス交換はまるでFCバルセロナを見ているからのようだぞ!
・36本のパスから追加点
そして相手がしびれを切らし、前掛りになったところでダンダークはギアチェンジ。一気に攻め上がると DF ラインの裏を取る36本目のパスから試合を完全に決定付ける追加点を叩き込んだのであった。
試合は1−4でアウェイのダンダークが勝利。3月に開幕したばかりのアイルランドリーグだが、ダンダークは4位をキープし、セント・パトリックスは8位に順位を落とす結果になった。
▼相手がしびれを切らしたところで仕留めるぞ
https://www.youtube.com/watch?v=Go9a82CctrM
▼こちらは倍速ver
https://www.youtube.com/watch?v=5XPfbT0Jyw4