「GoPro」は、頑丈なボディを持つアクションカメラだ。サイズが小さい上に、動いているシーンでも問題なく撮影できるため、バラエティ番組やスポーツの撮影など、さまざまなシーンで使われている。
以前、ロケットニュースでは、飛行機から落ちたGoProに残されていた驚きの映像を紹介したが、またしても、偶発的な事故からとんでもない映像が記録されていた。なんと、猿の自分撮り映像である!!
バリ島のウルワツ寺院は、島の西端に位置しており、美しい夕日が見られることで有名。同時に、周囲に猿が多く生息していることでも知られている。
ある日、この寺院を訪れた1人の男性が、猿にフルーツをあげていた。その間、男性は小型カメラGoProで、エサやりの様子を撮影していたのだ。すると、突然大量の猿が近寄ってきたらしい。
その瞬間! 1匹の猿がGoProを奪取!! そのまま茂みの中に逃げ込んだのである。しかも、男性が猿を追うと、猿はGoProのケースを開けようとしていたという。男性は「マジかよ! 勘弁してくれ〜」という気分になったに違いない。
だが、最終的に寺院で働いている女性が、フルーツで猿を手なずけてGoProを取り戻し、カメラは男性の元に戻ってきた。
男性がGoProを確認すると、なんとバッテリーが抜き取られていたらしい。 ただし、データは無事! 男性が記録されていた映像を見ると……猿の自分撮りが残されていたのだ。
▼猿がGoProを盗む瞬間から、カメラをいじくり回す様子までを、盗まれたカメラの視点で確認できる