市販のアイスは、乳成分の量によって「アイスクリーム」、「アイスミルク」、「ラクトアイス」、「氷菓」と分類される。
アイスクリームが最も乳成分が多く、濃厚でクリーミィ。ハーゲンダッツのような高級アイスは間違いなくこれだ。アイスミルク、ラクトアイスとなるにしたがって、サッパリ軽い味わいになり、リーズナブルになる。
しかし、2013年秋、その常識を覆したラクトアイスが登場したのでお伝えしたい。驚きの濃厚ミルク感を出したラクトアイスは、明治エッセルスーパーカップの「ストロベリーチーズ」だ!
・明治エッセルスーパーカップの「ストロベリーチーズ」
11月18日から発売となった明治エッセルスーパーカップの新作「ストロベリーチーズ」。名前からして美味しそうだと期待が高まっていた。
でもアレでしょ、ラクトアイスでしょ? こう言ったら悪いけどアイスの命・乳成分をケチって植物油入れてるんでしょ? と、思っていたのだが、あるスーパーで異常なまでに売れていたので食べてみることにした。
・乳製品感がたまらない!
一口食べて、思わず成分表を確認してしまった。ラクトアイス特有の植物油っぽさがほとんど感じらないのだ。ほんのりとチーズの香りがかおり、まるでズッシリとしたしっとり系チーズケーキを食べているよう。ラクトアイスにしては、かなりの乳製品感を感じることができた。
同シリーズのバニラと比較しても乳製品感は高い。確かにチーズは乳製品ですが! チーズ風味にすることにより、アイス全体のミルク感もグッとアップしているのだ。これは目からウロコ!
・いちごの果肉も入っている
さらに、パッケージには「つぶつぶいちご」と書かれているだけあって、いちごの果肉とつぶつぶの種も確認することができた。果肉入りだとなんだか嬉しい。
・「シェフを呼んでくれ!礼が言いたい!!」と言いたくなった
ラクトアイスなのに、ここまでのミルク感を出すことに成功し、さらにいちごの果肉入りで喜ばせてくれるとは、とんでもない庶民の味方である。
単純にハーゲンダッツなどの高級アイスと比較すれば、どうしてもミルクのコクは劣ってしまうが、定価126円ということを考えれば十分ではないだろうか? 思わず「シェフを呼んでいただきたい! 礼を言わせてくれ」と言いたくなった。いや、この場合は開発者か。
量も多いし、スーパーだと89円くらいで買えるときもあるので、味、量と共にお得感で言えば最強レベルだと言える。みなさんも見かけたら一度試してみてはどうだろうか?
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.