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東北楽天が最終戦までもつれた巨人との日本シリーズを制し、まだ興奮が冷めないという人も多いことだろう。初の日本一、ドラフトでは高校No.1左腕・松井裕樹投手の交渉権を獲得するなど楽天は今、ノリに乗っている球団だ。

そんな楽天にドラフト2位指名をされた内田靖人(やすひと)選手をご存知だろうか。今回は、彼がどのような選手かを動画『【ドラフト会議の裏側】常総学院 内田靖人 選手「運命の日」』と共にご紹介したい。

・内田靖人選手とは

1995年5月30日生まれ、福島県出身の18歳。185センチ87キロという恵まれた体格で捕手だけではなく、三塁も守れる器用さを兼ね備えている。高校3年生の今年の甲子園では、在籍している常総学院高校の野球部をベスト8へ導く原動力となった。

・甲子園での活躍

甲子園は3回出場し、7試合で打率・345という成績を残した内田選手。安定した打撃だけではなく、座ったまま二塁まで送球し、観客を沸かせたことも記憶に新しい。また、内田選手は9月に行なわれた18U杯では4番指名打者を任された。

・楽天ドラ1の松井裕樹投手との対戦

ちなみに楽天にドラフト1位指名された桐光学園・松井投手とは、夏の甲子園で高校2年生の時に対戦している。松井投手のスライダーに手も足も出ない球児が多い中、内田選手は2安打を放つ活躍を見せた。

・ドラフト1、2位のバッテリーも

そこで楽しみなのが、内田選手が捕手に専念するということになれば、近い将来松井投手とバッテリーを組む可能性があるということだ。甲子園で対戦した二人がプロの舞台で一緒に活躍する姿はぜひ見てみたいぞ!

・ドラフト会議の裏側

内田選手の「上の世界で挑戦したい」というコメントから始まる動画は、ドラフト会議の一部始終が収録されている。高校を挙げて、歓喜に包まれる様子は見ていて感動的だ。若者が挑戦をする表情というものはいつ見てもいいものである。

プロ野球選手になれるのはほんの一握り。夢半ばで諦める選手も多い中、内田選手は狭き門をくぐり、プロの世界で生きていくことが決まった。地元であり、意中の球団に指名されたという内田選手は満面の笑みで喜びを噛み締めている。

ちなみに内田選手が在籍している常総学院高校は甲子園の常連校で数々のプロ野球選手を輩出している名門校だ。先輩の仁志敏久氏や金子誠選手のように、プロ野球界を引っ張っていく存在になることが期待される。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼ドラフト会議での裏側

▼なんという強肩!
http://www.youtube.com/watch?v=Zz-Zpvo45IU
▼パンチ力のあるバッティングも持ち味だ