ロケットニュース編集部でニヤニヤしながら映画のパンフレットらしきものを読む佐藤記者(40)。あまりに顔がニヤついているので何がそんなに楽しいのか聞いてみた。
佐藤記者いわく「いやー、今週末公開の『ゴースト・エージェント』って映画でさー、パツキンでポインポインなチャンネーにバディの片割れの幽霊警官がなって悪霊を倒すんだけどさー、それがメチャカッコよくてステキなのよ。俺もこんな金髪美人と付き合いたいわー。幽霊でもいいから付き合いたいわー」ということらしい。
だが「でも俺みたいなオッサンに金髪美女なんて絶対振り向いてくれないよなー。 でもそんな美女一度でいいから見てみたい! そうだ! 心霊スポットに行けば悪霊退治してる金髪美女に会えるかも! レッツゴーブラザーズ!」と意味不明なテンションになる佐藤記者。翌日心霊スポットへ行くということなので、心配なので付いていくことにした。
ということで東京某所の心霊スポットに到着。「いやーここならオバケ出てきてもおかしくないね! パツキンゴーストハンターカモーン!」と不謹慎すぎる発言をする佐藤記者。パツキン幽霊より先に浮遊霊あたりに呪われそうな気がしてきた。
「おおおおっ!!! あれは金髪美女ゴーストハンター!」
と言いながら植木の陰に隠れつつ、ジワリジワリとそこらへんを歩いている一般女性に近づこうとする佐藤記者。やめろッ!! 通報されても知らんぞーッ!!
石材屋の看板の陰などに隠れつつ、また別の通行人をジロジロ見ている。完全に不審者である。
完全に目の焦点がおかしい。じつはこのオッサン、すでに悪霊にとりつかれているのではないだろうか。
いや、それは美女じゃなくて看板ですよ看板。どう見ても看板。もうやめて別のとこに移動しましょう。
もう心霊スポットは諦めた佐藤記者は、歌舞伎町でお姉さんのいるお店に行き金髪美女と仲良くなるという。記者(私)はあまりそういうお店が得意ではないので見送ることにしたのだが……。
夜の街に消える佐藤記者を見送ったとき、どう見ても怪しすぎる外国人に連れていかれる姿をチラッと見た気がした。最初からそれで解決するなら、わざわざ心霊スポットで知らない女の人を尾行しなきゃいいのに……(汗)。
そして次の日…………
入ったロシアンパブでヒドイ目にあったという佐藤記者いわく「もう心霊スポットで金髪美女を探すのはやめた。ビール飲んだら○万円請求されて金髪美女じゃなくて怖いお兄さんが出てきた。ゴースト・エージェント見て我慢する」
とのことだった。完全に自業自得である。金髪美女の大活躍が見たかったら、映画館に行って『ゴースト・エージェント』を見るように! 良い子とオジサンのお約束だぞ!
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