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間もなくアップルの新型スマホ「iPhone5s」と「iPhone5c」が発売される。日本だけでなく海外でも、インターネット上はこの話題で持ちきりだ。早く手に入れたくてウズウズしている人も多いはず。

・話題性を利用したスパムメール

興奮する気持ちがよくわかるのだが、ほんの少し落ち着いた方がいい。というのも、iPhone の話題性を利用して、スパムメールが世界中に送りつけられているからだ。特にマレーシアからの報告が多く、日本からもフィッシングサイトにアクセスしてしまった人がいることが判明した。要注意だ。

・新型iPhoneのプレゼント?

トレンドマイクロ社によると、スパムメールはアップルの発表会(2013年9月10日)が行われた直後から送信されているようだ。その内容とは、アップルが「プロモーションの一環で新型 iPhone をプレゼントする」という架空の企画をかたり、その企画に当選したというメールを送るというものだ。

・フィッシングサイトにアクセスしてしまったユーザー

スパムメールは、「プレゼントを受け取るにはメールアドレスとパスワードが必要」と偽り、フィッシングサイトへと誘導をかけてくる。同社のクラウド型セキュリティのフィードバックによると、以下の国々のユーザーがフィッシングサイトにアクセスしてしまったようだ。

マレーシア 57 パーセント
シンガポール 17 パーセント
ドイツ 8 パーセント
日本 6 パーセント
台湾 4 パーセント
そのほか 8 パーセント

・スパムメールに記載されたURLにアクセスしない

わずかとはいえ、日本からもアクセスしてしまった人がいる。もしも新型 iPhone に関する怪しいメールを受け取ってしまっても、記載されているURLに絶対にアクセスしないようにしよう。もし仮にアクセスしても、メールアドレスやパスワードの入力は禁物だ。世の中そんなにうまい話は転がっていないので、十分に気を付けてほしい。

Photo:Rocketnews24
参照元:トレンドマイクロ