夏休みに入って、旅行を計画しているという人も多いだろう。時間に余裕があるならば、格安で旅行ができる「青春18きっぷ」を使うという手も有効だ。そんななか、とあるインターネットユーザーが思わぬ勘違いをしてしまったようだ。

・初日に切符を捨てた
青春18きっぷはJR全線で利用できる。利用期間内の5日間は乗り放題になる仕組みだ。しかしこのユーザーはどういう訳か、初日で切符を捨ててしまったらしい。それなのに、再発行のお願いをしたそうなのだが……。どうして切符を捨てたのだろうか?

・切符と案内を勘違い
切符には、5日分のスタンプを押す場所がある。利用期間内にこの5日間分を使い、電車を乗り継ぐのが一般的だ。しかしこのユーザーは、どうやら切符に添えられていた「案内」を切符と勘違いしてしまい、初日の行程が終わったところで「もう用無しなので、写真だけ撮って捨てた」と投稿している。

・駅員の指摘で気づく
翌日、駅に行くと、駅員の指摘により自分が持っているものが切符ではなく「案内」であることに気が付いたという。しかし時すでに遅く、再度切符を購入することを駅員に勧められたようである。

・再発行は認められず
しかし、このユーザーは「はい、わかりました」と引き下がらなかった。購入時に説明がなかったとして、再発行をお願いしたのである。ところが……「青春18きっぷの仕組みを知らない方が悪い、勘違いしたのはそちらの都合」と取り合ってもらえなかったとのこと。

最終的に4人の担当者が入れ替わりで出てきたが、再発行の希望は通らず、最終的に通常の特急列車の乗車券を購入し目的地へ向かったという。このユーザーのつぶやきに対して、インターネットユーザーは次のようにコメントしている。

・ネットユーザーの反応
「使い方も知らずに買う方はどうしようもない」
「いまいち使い方わからなかったけど流石にここまでバカじゃなかったぞw」
「青年層の自ら旅する能力が劣化している?」
「よく見ろよ」
「なんで間違うのかさっぱりわからない」
「使うならある程度調べようよ」
「写真撮ってる暇あるんならググレよw」
「私も捨てちゃいそう!」
「人間誰しもミスはある。繰り返さないことが大事」
「駅員に迷惑かけてんじゃねえよ」
「まず一番最初に全部に目を通せよw」
「何にせよ切符とかチケット買ったら普通は間違いないかとか確認するだろ」

・昔は切符が複数枚セットだった
実は青春18きっぷは発売当初(1982年)、1日券3枚と2日券1枚で発売されていた。転売防止のために1枚になったのは1996年のことである。その当時は、きっと今回のような間違いが頻発していただろう。しかし今回のケースは、残念ながらこのユーザーの不注意と言わざるを得ないかもしれない。とにかくこの経験を教訓に、実り多い旅を続けて頂きたいものである。

参照元:Twitter