先日、ローソンのある店舗に設置してあるアイス冷蔵庫に男性従業員が入り、その写真をインターネットに掲載するということがあった。その行為は問題視され、ネット上で炎上。事件が起きた店舗は契約を解除され休業するという事態にまで発展している。
悪ふざけが大変な事態を起こしてしまったローソンの件。これはネット上で教訓になるかと思われたが、同様の事件がまた発生したようだ。場所は京都にあるミニストップ。男性がアイス冷凍庫に入っている写真がインターネット上で発見されたのである。
・7月23日にTwitterに写真が掲載される
男性がアイス冷凍庫に入った写真は、7月23日にTwitterに掲載されたものである。アイス冷凍庫に入り笑う男性の写真と共に「やばいと思った人はリツイート」というコメントがつけられ投稿された。
・ミニストップがお詫び
この件についてミニストップは以下のような「お詫び文」を掲載している。
弊社加盟店のミニストップ向日寺戸町店(京都府)において、店舗スタッフのレジ接客中に、お客さまがアイスケースの中に入り、その様子を撮影した画像が、インターネットに掲載されている事実を確認いたしました。現在、アイスクリーム類を撤去し、該当ケースの入れ替えを進めております。(お詫び文より引用)
・一般客がアイス冷凍庫に入る?
ミニストップの発表によると、アイス冷凍庫に入ったのは一般の客であったようだ。店舗スタッフがレジに入っている間に、客の男性がアイス冷凍庫に入ったと見られるが、一体どのような状況だったのだろうか?
・アイス冷凍庫に入る男性の様子
画像を確認すると、男性は靴を脱いで入っている。冷凍庫の中は高い網でしきられており体は直接商品に密着はしていないようだ。しかし、人の口にそのまま入る食品のケースに人が入ってしまうとは、利用者にとって決して気分の良いものではない。ふざけたにしては悪質としか言いようがないだろう。
・ミニストップはアイスを全て入れ替え、購入した人には返金措置
ミニストップは写真の存在を確認、現在はアイス冷凍庫内の商品を撤去し、入れ替えを進めているそうだ。また、男性が冷凍庫に入って以降に購入したと思われる人には返金措置を行うと発表している。対象期間は7月23日22:00~25日12:00だ。
・多くの人に迷惑をかけ不快感を与えた出来事
「やばいと思ったらリツイート」という言葉から、アイス冷凍庫に入った男性も、それを撮影して投稿した人物もTwitter上で注目を集めたかっただけなのかもしれない。しかし、その軽はずみな行動がミニストップやその利用者に迷惑をかけ不快感を与えているのだ。
先のローソンに次いで再び起きてしまった今回の件。今後はこのようなことが起きないように願いたい。
参照元:ミニストップ「不適切な行為に関するお詫びとお知らせ」(PDFファイル)、Twitter