
人間誰でも歳をとる。いつまでも若いつもりでいても、次第に体に年齢相応の変化があらわれてくるものだ。「心はいつでも20歳」を自負する記者(私)も、気が付けば40歳目前。
・人間ドックを受けた → 結果は「C」判定
普段からまともな生活を送っているとは言えないのだが、体の状態はどんな感じなのか。それを知るために人間ドックを受けたところ、総合所見で「C」の判定がつき、3カ月に再検査することになってしまった。
・体が丈夫で健診を受けたことがない
実は記者はこれまでの人生で、まともな健康診断を受けたことがない。バリウムを飲んだことがなければ、CT(コンピュータ断層撮影)を受けたこともない。幸い、体は丈夫で成人して以降は入院したこともなかった。丈夫に甘んじて、不摂生を重ねてきたとわが身を振り返る。
・12時間の禁煙はキツイ
バリウムやCTにも増して問題なのは、健診に向けた断食だ。健診12時間前から絶食。水は3時間前まで摂取してもよかったのだが、飴・ガムはダメ。喫煙も禁止である。12時間以上もタバコを吸えないとは! 中度のニコチン中毒の記者にとって、12時間とは気の遠くなるような長さだ。正直、耐えきれる自信はなかったが、何とか自らを奮い立たせて何とかしのぐことができた。
・ベルトコンベアー式で検査は進む
そうして迎えた健診当日、都内某所の健診専門クリニックに指定の時間に訪ねた。クリニックに行ってまず驚いたのが、同時刻に健診を受ける人がすでに大勢いたことだ。ここは完全予約制で、決まった時間に大体15~20名が順次検査を行う。それがもう流れ作業で、採血した方は次に身体測定、その次は肺のレントゲン。といった具合に、ベルトコンベアー式に検査を受け続けて行く。
・肺活量の衰えにビックリ
それぞれの検査を受けている段階で、気になったものがひとつあった。それは肺活量だ。目いっぱい息を吸い、測定器に「フーッ!」と息を吹きかけなければいけないのだが、記者は吸気呼気ともに弱すぎて3回も測定をやり直すことになってしまった。これはもしかしたら、長年の喫煙習慣の影響かもしれない。とにかく検査結果を見るまでもなく、肺活量の衰えを強く感じた次第だ。念のため事前に、肺CT検査を申し込んでおいたので、CTで調べてもらえば肺の状態がわかるだろう。
・当日診断結果
次から次へと検査を繰り返して、すべての検査を終えた。所要時間は約1時間半(込み具合や検査状況による異なる)。できることなら即座に結果を教えて欲しいと思っていたので、事前に「当日診断結果」を予約しておいた。これは詳細な内容ではないものの、レントゲン写真やCTの結果を見て、現在の健康状態を教えてくれるというものだ。
・気管支が炎症を起こしている
診断してくれた医師によると、「肺には影はありませんが、気管支の壁が厚くなっています。気管支の壁は通常、レントゲンで写らないのですが炎症を起こしているために、このように(レントゲン写真を指しながら)白く写っているんです」とのこと。想像した通り、約20年間の喫煙習慣は間違いなく体に負担をかけていることがわかった。
・健診結果で異常発覚
健診からちょうど2週間後、詳細な結果が届いた。検査の9割が異常なしの「A」判定だった。しかし、残りの1割に当たる「肺CT検査」と「肝機能」、そして「尿酸」で軽度の異常と、要経過観察が出てしまった。
【人間ドックで判明した身体の異常】
肺CT検査→ 「B」判定(軽度の異常)
気腫性変化が認められます。現在タバコを吸われている場合、減煙/禁煙をお勧めします。息切れなどの症状がある場合、肺気腫が疑われるため呼吸器内科を受診してください。肺炎など以前にかかった炎症の跡があります。症状がなければすでに精査の必要はありません。
肝機能、尿酸 → 「C3」判定(要経過観察3カ月後)
肝機能(γ-GTP) 平均値55以下に対して279。肝臓や胆道系に障害があると数値が高くなります。特にアルコールの飲み過ぎや肥満により高値を示します。
尿酸 平均値7.0に対して8.3。ほとんどは尿中に排泄されますが、血液中の濃度が一定以上になった場合、痛風となることがあります。
・生活習慣を見直せ
要するに酒とタバコに由来する異常がみられるようだ。これもやはり普段の不摂生の賜物と言わざるを得ないだろう。ちなみに再検査についての確認事項に、次のようにあるので、生活を考え直さないといけないようだ。
「判定欄「C3」と明記されている方は、生活習慣(食事、飲酒、運動など)を見直してから3カ月以上6カ月以内に(再検査を)ご予約ください」
・酒はアレだけど、タバコは……
なるほど、3カ月間で悪習を改めろとのことである。とはいえ、なかなか生活習慣を改めることは難しい。酒は飲む日もあれば、飲まない日もあるのだが、タバコは手クセのようになってしまっているので、そう簡単に絶つことができない。過去に禁煙チャレンジしたこともあるが、激しいめまいを伴う離脱症状は恐怖の一言に尽きる。しかし体はどうやら「NO!」と言っているようなので、考えないといけない……。とにかくまた数カ月後に検査を受けてみます。
Report:ほぼ津田さん
▼肝・膵機能、「γ-GTP」が平均値の約5倍
▼尿酸も平均値の7.0を上回っている
▼肺CT検査で気腫性変化が認められている。息切れがする場合は肺気腫の疑い
佐藤英典



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