日本のチョコレート菓子で超有名な『コアラのマーチ』。そんな知名度メジャー級の『コアラのマーチ』はフィリピンでも絶賛好評発売中だ。どこにいても手軽に『コアラのマーチ』が食べられるとは嬉しいではないか。しかしこの『コアラのマーチ』。よ~く見ると……ん? なんか違うのだ。
・フィリピンのコアラのマーチは軽い
そう、若干だがフィリピンの『コアラのマーチ』は、日本のものよりも軽いのだ。これは一体なぜなのだ? 気になったので、ロッテに問い合わせてみた。
・心なしか箱が軽い気がするのですが
そう聞くと、フィリピンのロッテから「おっしゃる通り、日本では48グラム(22個)、フィリピンでは41グラム(20個)です」と正確な回答が。それは分かったのだが、なぜ量に差があるのだ?
・その背景に「割高」というハードルがある
フィリピンで『コアラのマーチ』をそのまま売ると、コスト面からどうしても割高になってしまう。 そこで、少しだけビスケットの量を減らし、コストを抑えることで手の届きやすい価格を実現したのである。なお、現地の知人に確認したところ、現在フィリピンでは『コアラのマーチ』は、85ペソ(約200円)で販売されている。というか、それでも200円もするの!? おったまげたぜ!
・しかし日本のコアラのマーチもよ~く見ると…
そう、日本の『コアラのマーチ』は種類によって重さが違うのだ。チョコレート味は50グラム(24個)、いちご&ミルク味は48グラム(22個)。説明によれば「味が変わると原材料も変わります。よって商品自体が変わるために内容量も変わるのです」とのこと。ちなみに時々発売される期間限定の『コアラのマーチ』も、いちご&ミルク味と同じ48グラムだそうだ。
・ビスケットはタイ製だった!
なお、フィリピンで販売されている『コアラのマーチ』はタイで生産される。それをオーストラリアの輸入業者が買い取り、タイから直接フィリピンに卸しているとのこと。一方、日本で販売されている『コアラのマーチ』は埼玉県の浦和工場と狭山工場で製造されている。こちらは、工場見学も可能とのことなので興味のある方はチェックしていただきたい。
Photo:RocketNews24
▼こちらがフィリピンで売られている41グラム(20個)のコアラのマーチ
▼チョコレート味とストロベリー味の内容量は同じ
▼こちらが日本のコアラのマーチ
▼チョコレート味は50グラム(24個)、いちご&ミルク味は48グラム(22個)
▼たしかにチョコレート味が24個でいちご&ミルク味は22個だ