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現在インターネット上で「やきそば牛丼」というものが話題になっています。一体どこで食べられるのかは不明。しかしその言葉だけが一人歩きをしている状態で、実在するのかさえもわかりません。

どうしてもそのやきそば牛丼を食べて見たいと思った記者(私)は、大手牛丼チェーン「吉野家」の牛丼と、カップ焼きそばの「ぺヤング」の合体に踏み切ったのです。実際食べてみると、ウメーッ! 牛丼とやきそばのおいしさが素直に合わさって、ハイレベルな次世代型ファストフードになったぞい!

・そのまま食べたくなる衝動を抑えるのに必死
これを実践するのにあたって、覚えておいて頂きたい「心構え」があります。それは、この二つの商品はすでに完成されたものであるため、合体をやめてそのまま食べてしまいたい衝動に駆られるのです。そこをグッとこらえて、やきそば牛丼への道を目指してください。

・思ったよりもぺヤングの麺が長い
そして、もうひとつ覚えておいて頂きたいことがあります。それはぺヤングの麺の長さ。これが結構長く、牛丼の上に乗せにくいのです。巧みにハシを操って、上手に牛丼に盛ってください。

・旨み + 旨みの華麗な共演
実際に食べてみると、ぺヤングソースのフルーティな旨みに、牛丼のつゆの旨みが重なって、多次元の旨み世界が口のなかに広がります。たとえるなら、英国のロックバンド「レッド・ツェッペリン」が米国のロックバンド「エアロスミス」と演奏を共にするような、豪華な組み合わせ。伝説と伝説が手を取り合うような、奇跡的なめぐり合わせなのです。特筆すべきはこの二つの相性が良く、お互いの味を邪魔し合わないため、それぞれの良さが楽しめることでしょうか。

・食感はやや難アリ
しかし残念なのは、食感に難があること。そばめしのように、カットした麺を使っているわけではないので、ご飯粒と麺がうまく馴染んでいません。麺をすすっているのに、途中でご飯が絡んできて食べるリズムが乱されます。もしもひと手間を加えるなら、牛丼の乗せる前にぺヤングの麺をほど良くカットすると良いでしょう。

興味のある方は吉牛とぺヤングの組み合わせを楽しんでみてください。吉牛とカップ焼きそば「U.F.O.」でやきそば牛丼もありかも!

Report:フードクイーン・佐藤

▼ 吉野家の牛丼とぺヤングソース焼きそばを用意しますgyudon2

▼ 牛丼をそのまま食べたい衝動を我慢して、やきそばにお湯を注ぎますgyudon3

▼ 湯切りをしてgyudon4

▼ ソースをかけますgyudon5

▼ ふりかけをふりますgyudon6

▼ そしていよいよハイライト! 「合体の儀」を執り行いますgyudon7

▼ 心を清らかにして牛丼のうえにエイッ!gyudon8

▼ バランスを保ちながら、さらに麺をエイッ!!gyudon9

▼ こうしてすべての麺が牛丼に乗りましたgyudon10

▼ このままではやきそばを乗せただけなので、「天地返し(麺の下から牛肉を掘り起こす作業)」を行いますgyudon11

▼ こばさないように心を落ち着けて、牛肉を発掘しましょうgyudon12

▼ これで完成ですgyudon13

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▼ 麺にご飯を絡ませるように食べましょうgyudon1