かつては高嶺の花だったラジコン飛行機。操縦から価格から、素人では手出しできない存在であった。だがしかし、携帯電話の発展と比例してバッテリーやモーターも小型&軽量化。それにともないラジコン飛行機も小型&軽量化され、価格の面でも「オモチャ感覚」で楽しめるようになった。

そして……次のレベルが「空撮」だ。ラジコン飛行機やラジコンヘリに、カメラを積んで地上を撮影するといったものである。ラジコンヘリの世界では、すでに「オモチャ感覚」で楽しめる空撮ヘリも登場しているが、このたびイギリス発の空撮ラジコン飛行機が注目を集めている。

気になる空撮ラジコン飛行機の名前は『Spy Hawk』。価格は249.95英ポンドで、日本円にすると約3万円。ちょっと高いと思うかもしれないが、機能を知れば「むしろ安い!」と思うはず。以下に箇条書きで書いてみよう。

・カメラの画素は5メガピクセルの高画質!
・プロポ(送信機)には3.5インチのLCD画面搭載で、操縦しながら空撮映像確認可能!
・ジャイロ内蔵で自動操縦(オートパイロット)機能も付いている!
・風に揺れても自動的に水平を保つ!
・7.4ボルトバッテリーで、約15分の連続飛行可能! 充電時間は約40分!
・操縦用電波の届く範囲は600メートル! 映像用電波は400メートル!
・映像はSDカードで録画可能! 4GBまで対応。
・サイズは全長62センチ、全幅84センチ、重量180グラム。

とのこと。実際の空撮映像は動画「SpyHawk FPV – First Flight」にて確認可能。なかなかの高画質である。これだけのことができて約3万円というのは、空モノのラジコンに思いを馳せたオジサン世代ならば感涙ものではないだろうか。現在のところ海外でしか売られていないようだが、日本での発売を期待したい。

参照元:Youtube Jonathanred5RED5(英語)