鮭やサーモンといえば塩焼きでも刺身でも美味しい、日本人が大好きな魚である。

日本では北海道産やチリ産、ノルウェー産などがサーモンの産地として有名だが、7月18日から開催している『ジャパン・インターナショナル・シーフードショー』で株式会社ブルーリンクのブースにて展示されていたオーストラリア・タスマニア産のサーモンが最強に美味しかったのでご紹介したいと思う。

オーストラリア産の魚介類というとあまり馴染みがないかもしれないが、このタスマニアサーモンはヒューオン社というオーストラリアのサーモン養殖会社がタスマニアの綺麗な海で養殖しているもので、2002年から現在まで本格的に品種改良を重ねて作られたサーモンのエリートなのである。

また、サーモンの土佐造り、寿司、軽いスモークを試食してすべてに思ったのが、「まったく臭みがないのにサーモン特有の旨味が相当強い」ことである。サーモンは独特の臭みを感じる場合がたまにあるが、このサーモンにはそれがまったくない。つまり、スモークサーモンや西京漬けなど、調味料などの香りや味を付ける料理にはもってこいの食材といえるだろう。もちろん刺身でもクセがないので、脂がのっているのにサッパリと食べることができる日本人向けサーモンなのだ。

鮭やサーモンは北海道産がイチバン! と思っていたが、嬉しいのか悲しいのかこのタスマニアサーモンはその考えを改めなければならないと思った美味しさだった。タスマニアサーモンは年間を通して出荷しているようなので、お寿司屋さんや魚料理店、小売店で興味のある人はぜひ取り寄せて見て欲しいぞ!

参照元:ヒューオン タスマニアサーモン(株式会社ブルーリンク)