腹ペコ野郎の味方『すたみな太郎』! 焼肉、寿司、デザートの食べ放題をリーズナブルな価格で提供している外食チェーンである。2000円程度で好きなだけお腹いっぱいに食べられるなんて価格破壊もいいところ。

さて、そんな『すたみな太郎』では店内のメニューを使ったアレンジレシピを公開しているのだが、あるメニューが斬新というかヤバすぎると話題になっている。それは「鮭茶漬け」。実際に作ってみたところ……なんという背徳のメニューであろうか!! その一部始終をお伝えしたい。

・すたみな太郎考案の「鮭茶漬け」

すたみな太郎流「鮭茶漬け」の詳しい作り方は公式サイトをご確認いただきたいが、ザックリ説明するとこんな感じだ。

1.サーモンの握り2貫を深めの器に入れる。

2.好みでネギやワサビを載せる。

3.温めたうどんのつゆをぶっかけ!

正直、「手順2」の段階で食べてしまいたい。新鮮で美味しそうなサーモンに、アツアツのつゆをぶっかけちゃんなんて……思わず「アッ、アーッ!!!!」と叫びたくなるが、ここはすたみな太郎を信じよう。ヒタヒタになるまでかけてみた。

・寿司を台無しにしているという背徳感

あああ、熱いつゆがかかりピンク色のサーモンの身がみるみるうちに白くなっていく……悲しみ。

だが食べてみてビックリ。意外とイケたのだ。

サーモンの外側はあぶりのような食感、そして中は生でトロリ。サーモンから出たダシと、うどんつゆの旨味が喧嘩せずひとつになっていく。2種類のウマミ成分のダブルパンチに酢飯の香りも気にならない。最後、ワサビとネギがピリリ!

「私はいま、寿司を台無しにしている」という背徳感も手伝ってか、なかなか奥行きのある味わいであった。

人によっては「寿司のまま食べるのが好き!」という意見もあると思うが、全くナシというわけではなかった。そういえば回転寿司で、お味噌汁代わりにうどんを頼むことだってあるものね!

・ほかのネタも試してみた

せっかくなので、他のネタも試してみた! その結果、イカとマグロはいまいち。カニが美味しかった。鮭もそうだが、そもそもお茶漬けの具として親しまれているネタの方が相性がいいのだろう。

ということですたみな太郎考案の寿司を使った鮭茶漬け、結論としては悪くはなかった。すたみな太郎に行くときはもちろん、おうちでお寿司やお刺身が余ってしまったときに、試してみてもいいかもしれない。

参考リンク:すたみな太郎「つくっちゃおメニュー」
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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