1990年代に人気を博したゲームソフト『エストポリス伝記2』(スクウェア・エニックス / タイトー)。その戦闘シーンの音楽と、ヴィジュアル系バンドの『Alice Nine』の楽曲が酷似していると指摘されており、物議をかもしている。

現在のところバンド側から公式な説明がない状態だが、このタイミングで彼らが2012年5月18日23時からニコニコ生放送に出演することが判明した。はたして『Alice Nine』は今回の疑惑に言及するのだろうか? それともこのまま黙秘を続けるのか!? 詳細は以下の通りだ。

『エストポリス伝記2』は1995年にゲームメーカーのタイトーからスーパーファミコン用ソフトとして発売された。2010年にはスクウェア・エニックスより、ニンテンドーDSソフトとしてリメイクされ、現在も根強いファンがいる。

酷似していると指摘された楽曲は、2012年2月に発売された『Alice Nine』の最新アルバムに収録されている『the Arc』である。この楽曲について、バンドのメンバーは次のようにコメントしている。

「多分、昔の自分達だったら一番避けてた曲調かもしれない。メタルはメタルでも、今の時代にレギュラーチューニングでメロディックスピードメタルをやるにはそれなりの男気がいる。(中略)この曲でヘッドバンキングしちゃってもいいんだぜ」(Alice Nineオフィシャルブログより引用)

『エストポリス伝記2』のファンが作ったパクリ検証サイトもあり、そこでは「フレーズの引用元については全く記載がありません」と指摘している。2012年5月18日23時からのニコニコ生放送で、メンバーはゲーム音楽と酷似していることについて、何かを語るのだろうか?

ちなみに放送前のタイムシフト予約数は5000人近くにあがっており、GACKT(ガクト)のニコニコ生放送の予約数を超える注目ぶり。インターネットユーザーがパクリ疑惑に対して関心を寄せているのは確実だ。

パクリ疑惑が気になるという方は、彼らの番組『Alice9ちゃんねる』を見れば真相が明らかになるかもしれない……。

参照元:検証サイト
Alice Nineオフィシャルブログ
ニコニコ生放送『Alice9ちゃんねる』