2012年5月21日、日本の太平洋側の広範囲で「金環日食」が観測できる。天候が良ければ東京は7時34分頃、大阪では7時29分頃に見ることができるかもしれない。世界中で観測できる金環食・皆既日食の地図が大変わかりやすいのでご紹介したい。この地図を見れば一目瞭然、今年だけでなく来年以降の予測もチェックできるぞッ!

世界日食観察マップを公開したのは、日本最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーだ。このほど、「トリップグラフィックス」という旅をテーマにしたインフォグラフィックス専用ページに、日食地図を掲載したのである。

それによると、5月21日は日本をはじめ、中国・アメリカ・北太平洋の広い範囲で金環食を見ることができる。その先、2025年までほぼ毎年世界の各地で日食を観測することができるようだ。

2012年11月14日 皆既日食 オーストラリア・南太平洋など
2013年5月10日 金環日食 オーストラリア・南太平洋など
2013年11月3日 金環・皆既日食 北大西洋・アフリカなど
2014年4月29日 金環日食 南極
2015年3月20日 皆既日食 北大西洋・南極など(世界日食観測マップより引用)

ちなみに5月21日の日本各地の観測時間は以下の通り。

・5月21日金環食の全国各地の観測時間
東京:7時34分33秒
大阪:7時29分51秒
水戸:7時36分23秒
さいたま:7時34分48秒
静岡:7時32分14秒
名古屋:7時31分36秒
高知:7時26分47秒
鹿児島:7時22分11秒(つるちゃんのプラネタリウムより引用)

観測できる地域と時期について、より詳しく知りたい方は、世界日食観察マップをご覧頂きたい。なお、東京で金環食が見られるのは300年後(2312年4月8日)になるそうですよ。世紀の天体ショーをお見逃しなく!

参照元:トリップアドバイザー,つるちゃんのプラネタリウム

▼ 2012年以降の日食の予定