中華圏のAKB人気にはすさまじいものがある。今夏始動予定という台北のTPE48に続き、中国大陸にも進出! 上海を拠点とする「SNH48」が誕生することがわかった。AKB48の活動開始記念日と同日にデビューも決定。中国では、秋元康さんが総合プロデューサーをつとめ、候補生を日本式のレッスンを受けされる予定などかなりの力の入れようだと報じられている。

だが、中国ネットユーザーは「うまくいかないと思う」「AKBは好きだが上海で作ることに一切興味なし」などど意外と冷ややかな反応を示していることがわかった。

上海でAKBの姉妹ユニット誕生がわかったのは、21日に現地で行われたAKB48ファンミーティングだ。この発表に集まった熱狂的ファンたちからは大きな歓声が上がったという。

だが、ネット上での反応は

「えー、無理だと思う」
「うまくはいかないだろうな」
「言っても中国と日本の習慣とか人の性格って違うし。うまくはいかないだろう」
「中国の女の子には日本風のカワイイ系アイドルは無理だと思うぜ」
「(プロデュースを)中国風にやれば成功するんじゃない?」
「運営には中国の文化を真剣に理解してほしい。日本人が勝手につくった上海のイメージでアイドルを作っても現地での支持は得られない」
「でも中国は日本と違って高考(全国統一大学入試)が超重視されてるだろ。中・高生が勉強もせずにアイドルなんてやってていいのかな」
「AKBは好きだけど、中国に姉妹ユニットを作ることには一切興味はない」
「(パクリユニットの)AK98はどうするんだろうね」

などと意外と冷静な声が目立つ。

一方で応募資格のある女性ユーザーは「応募したーい!」「私、高三だけど、関係ないよね!」との声も多い。アイドルになりたいと考える女の子はどこの国も同じようだ。

海外ではAKB系アイドルは「日本のカワイイ文化」の象徴でもある。ネットユーザーの指摘どおり、日本と中国は文化が違う。日本のカワイイ文化に憧れはするがそれをそのまま自国のアイドルがやれば違和感があるのではないかという声が出るのは自然なことである。彼女らが日本風アイドルを演じることは可能だ。だが、中国芸能界に溶け込み、中国を席巻することができるのか……プロデューサーの秋元さんは中国に対してどんな仕掛けをしてくるのだろうか。気になるところである。

参照元:SNH48 特設サイト

▼パクリじゃないよ! 今度は本物!!