韓国から多くの芸能人が来日しているが、10月に来日した韓国アイドル「GREAT(G.IAM)」が入管法に抵触し検挙されていたことがわかった。

彼らは3カ月の短期滞在ビザで入国。短期滞在ビザでは報酬が伴う興行をする資格がないにも関わらず、40日間の間に70回以上音楽活動等の興行を行っていたそうだ。

GREAT及びプロモーション会社側は「(お金を取らない)プロモーション活動のみ」と話しているとも「違法性を認識していた」「日本で有名にさせてもうけたかった」とも報じられている。どうやら彼らは今月中に帰国するそうだが、帰国前日にファン交流会を行うことがわかった。

今回、入管法違法で書類送検されたのは韓国の新人アイドルグループ「GREAT(韓国での名義はG.IAM)」だ。5人組の男性アイドルグループで韓国アイドルの聖地・大久保のライブハウスなどで活動していたそうだ。新人ながらもじわじわと固定のファンがついていただけに今回の件はファンにとっては残念だろう。

外国人が収益が発生する芸能活動をするためには「興行ビザ」を取得しなければならない。今回のGREATが取得していた「短期滞在ビザ」ではチケットなどを販売しての音楽活動などは許されていないのだ。立派な法律違反である。なお、外国人に不法就労をさせた場合、事業者には3年以下の懲役又は300万円以下の罰金が科せられるそうだ。

事務所のTwitterによると、彼らは23日に帰国予定とのこと。帰国を嘆くファンに対しては「また必ず日本に来てくれます!」とツイートしている。

ちなみに帰国前日の22日にもファン交流会をするそうだ。ファン交流会は「興行」ではないので問題はないということだろうか。加熱する韓流ブームは魅力的なのかもしれないが、アーティストのためにも法律に準拠した活動を行っていただきたいものである。

参照元: 時事ドットコム、 Twitter G.IAM JAPAN

▼「GREAT(G.IAM)」の皆さん