さあ、やってきました年末進行。メチャクチャ忙しいけど、目指すは年末年始の冬休み。遠いふるさとで待っている、おとーちゃんやおかーちゃん、おじーちゃんやおばーちゃんに会いに行く日がやってくるぞ!

新幹線などの電車ならば問題ないが、車で帰郷する人は絶対に、ズエッテーにタイヤ点検しておこう。いくら愛車をチューンしても、地面に接しているのは4本のタイヤのわずかな面積。急な悪天候にも対応できるように、タイヤのミゾなんかはズエッテーにチェックだ。

そんなタイヤ点検の重要性を広めるために、あのブリヂストンが「タイヤ点検や交通安全」につながる動画やアイデアを競うコンテストを実施していたのはご存知だっただろうか? その名も「タイヤーセーフティー選手権」。つい先日まで開催されていた『東京モーターショー2011』にて表彰式があったのでチェックしてみたぞ!

特別審査員は『時をかける少女』などの作品で超有名な映画監督の大林宣彦さんと、モータージャーナリストの清水和夫さん。部門はポスターサイズの用紙一枚で表現する「プラニング部門」と、動画で表現する「動画部門」の2部門。

プラニング部門で表彰されたのは、優秀賞と最優秀賞の2人。各作品はブリヂストンのサイトから確認できるが、特筆すべきは最優秀賞の受賞者が女性であったということだ。作品名は『Ready Good Car Life』、主婦層をターゲットにした作品は、非常に分かりやすくて親しみやすい。

続いては動画部門。こちらも優秀賞と最優秀賞の2人、さらに「ブリヂストン賞」として3人が受賞していたが、圧巻なのはやはり最優秀賞の『僕らの向かう世界』という作品。作者は石川幸典さんで、なんとタイヤを一切使わずにタイヤの重要性を表現したというアーティスティックな作品だ。

また、ブリヂストン賞を受賞した三好定夫さんの『セーフティードライブ』なる作品も印象的。この記事の冒頭にある「地面に接しているのは4本のタイヤのわずかな面積」という記述は、この動画作品の受け売りである。

これら作品に対し、特別審査員である大林宣彦さんは「同じテーマでも作り手によって違う作品になる。ひとりひとり、違う。考え方が違う人が集まる所で大切なのは『常識』と『ルール』です。人には優しく、勇気と賢さをもった、チャーミングな常識を持って生きていきましょう」とコメント。

なお、いずれの作品もブリヂストンのサイトからチェックできるので、タイヤ点検の重要性を忘れがちな人は必ずチェックしておくべし!

参考リンク: ブリヂストン『タイヤーセーフティー選手権』

Photo:rocketnews24.