2017年10月2日、スポーツ庁はビジネスマンの運動不足解消のために「スニーカー通勤」などの “歩きやすい服装” を推奨するキャンペーンを来春からスタートさせると発表した。

そこで、いち早く動いたのが「洋服の青山」だ。同社はスニーカーのような履き心地に、ブリヂストンのタイヤ技術を応用しグリップ力を高めた『走れる革靴』を10月7日に発売するという。ネット上では「こういうのが欲しかった」など、歓喜の声が挙がっている。

・革靴でありながらスニーカーのような履き心地

洋服の青山によると、『走れる革靴』のブランド名は「IMMAGINAZIONE(イマジナチオーネ)」。アッパー素材にシワになりにくく、屈曲性のあるキップ革を使用し、中敷きのカップインソールには低反発素材、履き口にはスポンジのクッション材を採用しているという。

これらの素材によって、履いた瞬間の足あたりの柔らかさやホールド感のほか、歩行時の衝撃を和らげ、革靴でありながらスニーカーのような履き心地を体感できるとのことだ。

・日本製で雨にでも滑りにくい仕様

デザインは、コーディネートのしやすいラウンドトゥのストレートチップ。製造方法は、柔らかく軽量に仕上がることで知られるマッケイ製法で、日本製となっている。

また、アウトソールはブリヂストンがタイヤで培ってきたトレッドパターン(タイヤの接地面に刻んだ模様)技術とゴム配合技術を紳士靴用に採用。歩行時のグリップ力が高まり、雨で濡れた道路でも滑りにくい仕様になっているのだそうだ。

・ビジネスマンから注目を浴びている「走れる革靴」

実はこの『走れる革靴』、以前より他のシューズメーカーが同様の製品を発売しており、履き心地や動きやすさにこだわるビジネスマンから支持を得ている。今回、紳士服大手の「洋服の青山」がリリースしたことで、より多くの人から注目を浴びた格好だ。

・ネットの声

「高校生の時に欲しかったなー!」
「こういうのが欲しいのよね 」
「運動性が高いのはありがたい」
「女性用も欲しい」
「耐久性あるといいなあ」
「警察に受けが良さそう」
「今度買いにいこう」

カラーはブラックとブラウンの2種類。気になる価格は、税抜1万6000円とのこと。フォーマルで高機能な日本製レザーシューズとしては、決して高くはない。動きやすい革靴が欲しい方は、店頭でフィット感を確認してみるといいかもしれない。

参照元:青山商事株式会社「走れる革靴(pdf)」、スポーツ庁「 FUN+WALK PROJECT」
執筆:K.ナガハシ

▼洋服の青山「走れる革靴」は10月7日発売だ