「こんなにたくましい修道女見たことない」。きっと多くの人がこのビデオを見た後、そう思うことだろう。

Youtubeにアップされた「Martial Arts – Karate and Aikido – Nuns learn them as self-defense」というタイトルのこの動画には、自分の身を護るため空手や合気道を学ぶ修道女が映し出されており、その技のキレ・気合いの入れ方たるやもはや武道家の域である。

ビデオはこのなんとも恐ろしいナレーションで始まりを告げる。
「彼らの孤児院は、施設を破壊する輩(やから)や強盗などの危険と常に隣り合わせである。最近、子ども達や2人の修道女が襲われるという事件も起こった。そして約80年に渡る地域奉仕を終わらせないため、シスターたちは旧約聖書に記されているある解決策に至った:目には目を、歯には歯を」

そしてビデオのなかで、修道女たちは仮面ライダー顔負けの飛び蹴りをしていたり、足払いで相手をこけさせた後、十字架でとどめをさしたりしており、修道女を襲うことがいかに馬鹿げたことであるかを思い知らされる。

ちなみに動画の投稿者は、このビデオは恐らく1978年のものであり、ニューヨークの合気会道場で撮影されたのではないかと予想している。それから30年以上もの月日が経った今、その護身術は更なる進化を遂げていることだろう。

普段の優しそうなイメージからは、想像もつかないようなシスターたちの強さを映し出した今回のビデオ。みなさんも今後修道女に出会った時に、うかつに手を出さないよう気をつけて頂きたい。

(文=田代大一朗
参照元:Youtube/mmgalrinho

▼こちらがその動画