新調したキーボードで指が痛くなったことはないだろうか? 特にノートPCのキーボードは、最初は固いことが多く、またキートップの形状なども影響して指が痛くなることが多々ある。

対策法は、使い続けてキーボードを「慣らす」か、指を鍛えて痛さを克服するか、もしくはキーボードカバーを付けるか、の3択であろう。専用のキーボードカバーがあれば問題ない。しかし、リリースされていない場合はどうすればいいのだろうか?

そんな人にオススメしたいのが、エレコムから発売されている「ピタッとシート」である。

同梱されているのは自己粘着性を持った一枚のシート。これを自分の環境に合わせてカットして、キーボードの上に敷けば一丁あがりだ。

ちなみにシートは「ずれにくい!」とされる新素材。薄さと色は、ベトナム名物の生春巻きの皮によく似ている。パッケージには、ノートPCのキーボード側全体を覆うように敷いてあるが、今回は一般的なキーボードカバーと同じように、キーボード周辺のみを覆うようにカットしてみた。使ってみた感想と、メリット&デメリットは以下の通りである。
 
●メリット
・痛さは完全に消えた! 指の痛さ問題はこれで解決できる。
・キーボードが汚れない。コーヒーをこぼしても大丈夫だろう。
・まろやかなタッチになり、押しやすくなった。
 
☓デメリット
・キーを押すと、若干たわむ。たわみ防止のためにも、ノートPCの場合は「キーボード側全体を覆うように敷く」のが鉄則なのかも知れない。
・しかし、キーボード全体に敷くのも問題が生じる。なぜならスピーカーやマイク(の穴)がある場合があるからだ。
・キーボードを見たとき、キートップに書いてある文字・数字が読みにくい。よって、ブラインドタッチが苦手な人だと苦労しそうだ。
 
完璧とまでは行かないが、キーボードで指が痛くなるという人にはオススメといえるこの商品。ノート用、デスクトップ用、ネットブック用、大型ノート用の4種類がリリースされており、価格は1050~1890円となっている。

写真:ロケットニュース24
参照元:エレコム

▼パッケージ。

▼方眼入りなのでカットしやすい。

▼載せてみた状態。ここまでカットせず、PC全体を覆ったほうがズレにくいが、マイクとスピーカーの穴が……。

▼まろやか、マイルドな指ざわりなのは間違いない。