音楽、動画、映画などのコンテンツ販売で独走しているアップルの「iTunes」。遅ればせながらここへ来て、Googleが巻き返しを図ろうとしているようだ。同社は2月に入ってから、「Honeycomb」と呼ばれるAndroidの最新版3.0を発表した。同OSを搭載したモトローラ社のタブレット端末「Xoom」の発売にあたって、音楽などのコンテンツ販売サービスを提供するGoogle Music Storeを開始するとの噂がささやかれているのだ。

同ストアに関する情報は、スペインのバルセロナで開催された世界最大の携帯電話トレードショー「Mobile World Congress」での、モトローラ・モビリティ社の最高責任者サンジェイ・ジャー氏の発言に基づいている。

ジャー氏はAndroidで利用可能な動画・音楽コンテンツサービスについて言及。かねてから噂のGoogle Music Storeの存在を認めたのである。

現在のところ詳細は未定。しかし、2月24日にXoomが発表されるため、月内にはその実態が明らかになるものと見られている。果たしてGoogleは、アップルの不落の砦であるiTunesを切り崩せるのだろうか。続報が待たれる。

参照元:Carrentals.co.uk