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1930年代の世界大恐慌当時、多くのアメリカ人はスープを食べて空腹を凌いだという。しかしながら今回の経済危機ではむしろスープの販売が不振になったとマーケットウォッチが6日(現地時間)報道した。

一部の投資家が『キャンベルスープ』の株式を買い入れたものの、キャンベルスープの売り上げは、先月だけで15.5 %も減少している。(※キャンベルスープとは・・・スープ缶で有名なアメリカの大手食品会社。世界120カ国で販売されている。)

アナリストたちは、スープの売り上げ減少の原因として、販促活動の減少、価格の引き上げ、温暖な気候などを挙げているが、最も大きな理由は、1930年の大恐慌時とは違って、スープよりも安価で便利な電子レンジ食品が多いという点を挙げている。

また、マーケットウォッチは、 “第2の世界大恐慌が来ても歴史は、まったく同様に繰り返されるわけではない”とし、 “キャンベルスープは1930年代と今がまったく異なっていることを示す一つの小さな例に過ぎない”と伝えた。

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