DSC09829

グリーンスムージーといえば、ここ最近、コンビニでも見かけることの多くなった健康飲料だ。その火付け役となったのがローソンであり、発売から約10カ月で累計販売数が2000万本を超える大ヒット商品になっているのは以前の記事でお伝えした通りだ。

そんなローソンに刺激を受けたのか、この春、セブンイレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」からもついにグリーンスムージーが発売となったという。さてさて、どんなお味か気になるところ。そこで早速、セブンイレブンとローソンのグリーンスムージーを飲み比べてみたので、その結果をお届けしたい。

・価格はセブンイレブンがやや高い

まず、それぞれのグリーンスムージの価格だが、ローソンが200グラム入りで税込178円、セブンイレブンが190グラム入りで税込198円である。こうしてみると、セブンイレブンの方が少々お高いようだが、その差は味に反映されているのだろうか。

IMG_7205 (1)

・「ローソン」のグリーンスムージー

でははじめに、筆者も以前から愛飲している「ローソン」のグリーンスムージを改めてテイスティングだ。ひとくち飲んでみると……キウイやリンゴを始めとする果物の風味が豊かで、青臭さなどのクセを感じさせない味わいである。やっぱりローソンはウマい!

DSC09825

ローソンのグリーンスムージのヒットの秘訣は、やはりこの甘みと酸味の絶妙なバランスだろう。健康飲料としてのみならず、単純に美味しいジュースとして飲んでいる方が多いというのも理解出来る完成度の高さだ。

DSC09852

・「セブンイレブン」のグリーンスムージー

続いては、4月に発売された「セブンイレブン」のグリーンスムージーをいただく。ひとくち飲むと……ん、んん? なんだか酸っぱいぞ。バナナの甘みはあるものの、とにかくレモンの酸味が強く、個人的には若干飲みにくい味に感じた。

DSC09828

どんな商品でも味に定評のあるセブンプレミアムだが、このグリーンスムージーに関してはちょっとイマイチだったのが意外であった。ちなみに、他の記者5人に飲み比べてもらった結果、全員が筆者と同じ感想だったことを追記しておきたい。

DSC09846

・セブンイレブンは甘味料や香料不使用

ということで、グリーンスムージーはセブンイレブンよりもローソンの方が飲みやすいという結果となった。しかし、ひとつ覚えておいていただきたいのが、ローソンには甘味料や香料が使用されており、セブンにはそれらが一切使用されていない点だ。

DSC09879

・カロリーはほぼ同じ

カロリーに関してはローソンが80kcalセブンイレブンが78kcalとほぼ変わらないものの、成分にとことんこだわりたい方は素材の味を活かしたセブンの方がいいかもしれないぞ。

DSC09857

なお、このセブンイレブンのグリーンスムージーは、まず首都圏(一部地域除く)から発売され、今後順次全国に拡大していく予定とのことなので、ご注意いただきたい。

いずれにせよ、コンビニで買えるグリーンスムージーの選択肢が増えたということは喜ぶべきこと。気になる方は飲み比べて好みの味を見つけてみてはいかがだろうか。

参考リンク:セブンイレブン「グリーンスムージー」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼セブンプレミアムからグリーンスムージーが発売された。
IMG_7205 (1)

▼ローソンのグリーンスムージーと飲み比べ。
DSC09829

▼ローソンは酸味と甘みのバランスが良く飲みやすい。
DSC09852

▼甘味料や香料が使用されている。
DSC09836

▼セブンイレブンはとにかく酸味が強い。
DSC09846

▼甘味料や香料は不使用。
DSC09837

▼飲みやすさは「ローソン」で、成分にこだわるなら「セブン」がオススメだ。
DSC09857