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今、欧州で絶好調の日本人選手といえば、マインツ所属の岡崎慎司選手だ。昨年夏にシュツットガルトから移籍し、新天地では今季9ゴール(トップは12ゴール)と得点王が視野に入るほど活躍している。

W杯へ向けてなんとも頼もしい岡崎選手だが、先日行なわれたリーグ戦で「神の手」ゴールを演出したことが大きく話題になっているぞ。その様子は動画「岡崎慎司 フライブルク戦 神の手による幻のゴール!【SHINJI OKAZAKI】」で確認可能だ!

・「神の手」とは

サッカーファンであればご存知だろうが、まずは「神の手」がどういうものかをご紹介したい。由来は、1986年のメキシコW杯でアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ選手が手を使ってゴールを決め、「ゴールは頭と神の手のおかげ」と語ったことからだ。

ハンドによるゴールは、故意であることがほとんどだが、もちろん偶発的なものもあり、どうしても起こりうる。マラドーナ選手のプレー以降、手を使って決まったゴールはそのように表現されることが多い。

・ドイツでの試合

そして岡崎選手の「神の手」が炸裂したのは、2014年2月1日に行なわれたドイツのブンデスリーガ第19節・マインツ vs フライブルクの試合だ。岡崎選手はこの試合に先発で出場したぞ。

・一連の流れ

前半8分に起きた話題の「神の手」シーンを簡潔に表すと次のようになる……

クロスに飛び込む岡崎選手 → わずかに届かず → とっさに手が出る → ゴール!! → 相手は猛抗議 → 浮かない表情の岡崎選手 → 判定はノーゴール → 「神の手」は幻に

……といった流れだ。豪快すぎるハンドは必見の内容となっている。

・岡崎選手の「神の手」に対するネットユーザーの反応

「咄嗟だったんだろうねw」
「岡崎めっちゃハンドしてるwww」
「あれじゃバレバレwww」
「クソワロタww 神の手でもなんでもないわwwwただのダイビングハンド(爆)」
「チームメイトが歓喜してる中、ひとり岡崎さんの表情がすべてを物語ってたね。いい人なんだろうなあ岡崎さん。面白い。」
「やっぱりFWにはあのくらいゴールへの強い気持ちがないといけないよなって感じた いいか悪いかはともかく」

などなど、完全にハンドとわかるという声が多く見られた。また、ゴールに対する姿勢を感じたといったものや、素直な表情をしていた岡崎選手が印象的だったといった前向きなコメントもあったぞ。

ちなみにこの試合はマインツが2ー0で勝利。岡崎選手はフル出場を果たしてチームに貢献した。今回、岡崎選手のゴールはお預けとなってしまったが、近いうちに豪快なゴールで2桁得点に乗せてくれるに違いない。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼岡崎選手の豪快な「神の手」

▼この試合で抜群の動きを見せていた岡崎選手

▼こちらは元祖・神の手ゴールを決めたマラドーナ氏

▼メッシ選手の神の手ゴール