18日に閉幕した東京ゲームショウ2011(TGS2011)。17~18日の2日間は一般参加日で、初日は8万人もの来場者が会場を訪れた。新作ゲームの試遊ができるとあって、会場開始から整理券配布には長蛇の列。わずか数時間で定員オーバーとなるゲームタイトルもあったようだ。

会場の千葉・幕張メッセでは、ホールとホールの間の「やすらぎモール」では、コスプレイヤーが集い、来場者のフラッシュを浴びていたのである。日本最大の同人誌販売イベント「コミックマーケット」(コミケ)では1万人以上のコスプレイヤーが参加するそうなのだが、今回のTGS2011もそれに負けないクオリティの高いコスプレイヤーが参加していた。

会場を彩ったコスプレイヤーたちの画像を、前編(画像26枚)後編(画像22枚)に分けてお伝えしたい。

実はコミケと異なり、TGS2011にはいろいろと制約が設けられている。過剰な肌の露出を控える点においては、どちらも共通しているのだが、TGS2011は材料を問わず50センチ以上の長物の持ち込みは禁止だ。ゲームキャラのコスプレの場合は、登場キャラが武器を携えていることも少なくないのだが、危険への配慮からこの取り決めが設けられているようだ。

アクセサリーやアイテムでの演出には制限があるものの、参加したレイヤーのクオリティは高く、いずれも手作りとは思えないほどの衣装をまとっていた。作りこまれた衣装からは、キャラへの深い愛情と賞賛の気持ちを感じ取ることができたのである。

また、その思いを汲み取るように、レイヤーを取り囲むカメラマンたちも、一瞬一瞬を取り逃さないようにと、ひたすらシャッターを切っていた。ただ、一点気になったのは、コミケと違ってTGS2011には、撮影会場に係員がいない。人によっては、撮影列を無視したり、レイヤーに断りもなく撮影している人もいたようだ。来年開催される際には、専属の係員がついていると、さらに良い環境になるのではないだろうか。

いずれにしても素晴らしいコスプレイヤーの姿は、コンパニオンとはまた違った華をイベントに添えたのである。

写真=Rocketnews24

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