先日まで開催されていたFIFAクラブワールドカップも、ヨーロッパ王者のバルセロナ(スペイン)が世界一となり、盛大に幕を閉じた。今年のサッカーの話題はこれまでか……と思った矢先! 壮絶なサッカープレイ動画が大きな話題になっている。
題して「すさまじく芸術的な自殺点」。YouTubeには様々なタイトルで動画がアップされているが、多くの動画に「BEST OWN GOAL EVER」などのタイトルが付けられている。
情報によると、香港サッカーリーグにおける、「SUN HEI SC」VS「Citizen AA」における試合で、日時は12月16日、場所はSUN HEI SCのホームグラウンドである「旺角(モンコック)スタジアム」とのことである。
気になる内容は……オレンジ色のチームが猛烈な勢いで青チームのゴールに迫る。そしてオレンジチームが強烈なクロスをあげる! と、その時、青チームの選手が体勢を崩しながら、オーバーヘッドキック気味にボールに触ったところ、ボールはそのまま弧を描き、自軍のゴールの絶妙な位置に吸い込まれてオウンゴール!
なんという芸術性。必死に横っ飛びするキーパーもまた、この芸術性に華を添えている。自殺点を放った青チームの選手は、そのまま仰向けに倒れ、「やっちまった……」といった感じである。
なお、この試合は、香港で放送されたらしきテレビ中継バージョンも存在する。その際、この芸術的な自殺点が生まれた瞬間、アナウンサーは「アイヤー!」と叫んでいる。アイヤーは中国だけのものではなかった。広東語を使う香港でも、「アイヤー!」は使える。またひとつ勉強になった。