先日、ロケットニュース24で、ペンギンの同性愛カップルについてお伝えした。こちらのカップルは動物園側の意向により、愛し合っているにも関わらず無理やり引き離されそうになり議論を巻き起こした。

だが、動物の同性愛問題も必ずしも反対されている訳ではないようだ。別の動物園ではペンギンのオス同士のカップルをむしろ祝福、しかも孵化したばかりのヒナを養子として与え夫婦として認めたらしい。

人民日報Web版が伝えたところによると、中国のある動物園にペンギンのオス同士のカップルが誕生したらしい。

彼らはアダムとイブと名づけられている。2羽は仲睦まじいのだが、ほかのペンギン達からは疎まれていたようだ。というのも、アダムとイブは他のペンギン夫婦から卵を盗み、自分の子としようとした前科があるのである。

彼らが盗んだ卵をいつくしんで育てる様子を見た飼育員は感動し、彼らに親となる機会を与えることを決断した。そこで、飼育員は彼らのために結婚式を企画、養子として孵化したばかりのヒナを連れてきたとのことである。

動物園側によると、ペンギンはオスとメスが交代で子どもを育てるためオス同士のカップルでも問題なく子育てができるだろうとの判断したそうだ。「きっとアダムとイブの子どもは他のペンギン同様、元気に育ちますよ!」とのことである。

参照元:人民日報Web版(中国語)

▼拡大版でどうぞ。ちなみに、子どもとして迎えたヒナを大切に育てているそうです