世の中には、気持ち良さそうにう゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりと、尻を掻き続けるオッサンのようなネコがいることをご存知か!

このネコ、メタボ気味の締りのない身体を新聞の上にドデデーンと乗せ、足を投げ出し、人間のような格好で座りながら、う゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりう゛ぉーりと片手(片前足)で尻を掻きむしっているのだ。

近くに徳利(トックリ)でも2~3本転がしておけば、どっかで見たことがある風景じゃないか。そう、もはやオッサンの生まれ変わりといっても過言じゃない。

その表情たるや、お世辞にもネコ本来のキュートさはどこにも見られない。あたかも修羅の道をかいくぐって来たかのような鋭い目は終始ギラリと黒光りし、今にも「なんや、ゴラア」と叫びだすのではないかと思うほどのド迫力で、熱心にカメラを目で追い続けている。

このオーラ、できることならば、たとえネコであってもお近づきになりたくない!

この表情、この風格。いったい、ネコに何があったというのだろうか。とはいえ、人間の生活に馴染んでいるところを見ると、飼い主に虐げられているどころか、可愛がられているのはいうまでもないだろう。そうか、甘やかされすぎても、こうなってしまうのかもしれない。過保護と極道、対極にありながら実は通ずるものがあるというでもいうのか? 真相は闇のままだ。

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▼衝撃の猫オッサン現る!!!!!!