国民的な人気を誇る漫画「ドラえもん」。1969年に発表されて以来、いまだに高い人気を誇り、国内だけでなく海外でも支持されている。毎年映画が公開され、終わりなき物語のはずの同作。ところが最近、Twitterで存在しないはずの最終回が話題を呼んでいるのだ。

その物語が動画として編集され、「ドラえもん 最終回 タイムパラドックス」というタイトルでYoutubeに公開されているのである。その内容は、ドラえもんの生みの親に関するエピソードだ。動画を視聴した人からは、感動の声が後を絶たない。

この最終回は、ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄氏の手掛けたものではない。このエピソードは、1990年頃にとあるファンが制作し、インターネット上やチェーンメールで広まったものだ。それが今になってTwitterで注目を集めているのである。

ストーリーは、ある日突然ドラえもんが動かなくなり、困り果てたのび太くんは、ドラミちゃんに救済を求める。ところが、予備バッテリーであるはずの耳がないために、今まで通り元に戻すことはできないというのだ。そしてのび太くんは……。

このエピソードを知ったTwitterユーザーは、「これを見て泣いた」、「号泣している人多数、今から泣きます」、「これ良くできてる、な泣ける!」など、感動に次ぐ感動。涙する人が相次いでいるのである。

ちなみに、このほかにもいくつかドラえもんの最終話が存在するようだ。いずれにしても、人々に愛されるドラえもんが末永く続いてくれることを願う。

イラスト:ロケットニュース24