見てしまった。目撃した瞬間、思わず目をそらしそうになったのは中国山西省大同市にあるウォルマートでのこと。ウォルマートは言わずと知れたアメリカのスーパーなので、中国旅行のちょっとした気分転換に寄ってみたんだけど……

ブラついていたらとんでもない状態のドラえもんを見つけてしまった。どうしよう?

・中国ナイズを感じるウォルマート

倉庫みたいな広大なハコに延々と並ぶ商品。パッと見、これぞウォルマートな雰囲気だが、食べ物とかよく見るとガチ中華なので細部に中国を感じる。

そもそも、ウォルマートの入口にたどり着く前にガチ中華フードコートの建物が門みたいに建造されており、プール前の強制シャワーのごとく洗礼を受けたので、今さらな話ではあるけれど。

・闇に潜む

さて、ドラえもんがいたのは、そんなフードコートのウォルマート側出入り口。来た時は気づかなかったんだけど、「フードコート→ウォルマート→フードコート」とUターンして出る動線になっているため、ドラえもんがいることに気づいたのはひと通り見た帰り道だった。

鼻の下がなんか長いように見えるドラえもん。なかなか味のある顔をしているが、早計な判断は控えた方が良かろう。そう考えスルーして帰り道を進むと……

もう1人いた。


・トランスフォーム

いや、「1人」という単位は正しいのだろうか? 暗がりに潜むようにいたこのドラえもんは、いわゆる、ドラえもんデザインの戦車のおもちゃだったんだけど、通常のおもちゃだったら操縦席にドラえもんが乗ってる程度だと思うんだけど……

これは機関車トーマスのごとく、ドラえもん自体が戦車になっている。完全にトランスフォームしてしまっている。ひょっとしたら正しい数え方は1体なのかもしれない。

・ドラえもん多め

よく見たらとんでもない状態になっていた大同市ウォルマートのドラえもん。実は中国旅行中、ドラえもんを見たのはここだけではなく……

北京の原宿的観光スポット『南鑼鼓巷(ナンルオグーシャン)』では、どら焼きに食べられるドラえもんの姿も。解釈不一致すぎるだろ。なんかグッズみたいなのまで売ってるし。

以前の記事でお伝えした通り、かつて話題になった北京『石景山遊楽園』の偽ミッキーは消えていた。むしろ、街中を歩いていて、こういうカオティックなブツに出会うのが稀だったのだが、消えたわけではない様子。ひょっとしたら中国において今一番怪しい存在はドラえもんなのかもしれない。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼ちなみに「盲盆(マンペン)とは中身が分からないボックスみたいな意味の言葉だ

▼偽ディズニーと言われた『石景山遊楽園』の今