SNSで最近よく見かける、凍らせたフルーツに牛乳などを注ぎ、その場で削って作るフルーツジェラート。

簡単で楽しそうだし、洗い物も少なくて夏のおやつにもよさげ。そこで今回は、メロンを使い、「牛乳」「飲むヨーグルト」「カルピス」の3種類で実際に試してみた。

さらに番外編として、あの赤い野菜でも挑戦してみた。

実際にやってみると、ちょっとしたコツや失敗しやすいポイントも見えてきたので、あわせて紹介したい。

・冷凍に余裕があるときにやってみて

用意したドリンクは、牛乳・飲むヨーグルト・カルピスの3種類。

メロンは種を取り除き、ラップをして冷凍庫でしっかり凍らせる。

凍ったら、くぼみに飲み物を注ぎ、スプーンで表面を削りながら混ぜてジェラート状にしていくという流れだ。


まずは牛乳から注いでいく。

……が、最初から失敗した。

様子が分からず牛乳を多めに入れたところ、まだほぼ固まっていない状態で削ろうとしてしまい、シャバシャバと飛び散る事態に。

さらにメロンは底が丸いため安定せず、片手で押さえながら削る必要があり、思った以上に難しい。少し時間をおいて、ガリガリ削っていくと、少しずつジェラートらしい感じになってきた。

食べてみると、かなりあっさり。

牛乳とメロン、そのままの味という印象で、甘さはほとんどない。ヘルシーではあるものの、スイーツを期待すると少し物足りないかもしれない。

そこでハチミツを足してみようと思ったのだが……キンキンに冷えたメロンの上では、ハチミツが一瞬で固まってしまった。

甘みを足すなら、砂糖など溶けやすいものの方が向いていそうだ。



・飲むヨーグルトが一番バランスよし

続いて飲むヨーグルト。

こちらは加糖タイプなので、牛乳より全体的な味として期待できそう。先ほどの反省を生かし、液体は少なめに注ぎ、少し待ってから削り始める。

飲むヨーグルトはもともと粘度があるため、牛乳よりも作業しやすい。

完成したものを食べてみると……


これはおいしい!


ほどよい甘さと酸味があり、メロンともよく合う。さっぱりしたジェラートという感じで、今回試した中では一番好みだった。


・カルピスだけで間違いないよね

最後はカルピス。

こちらも入れすぎないよう慎重に注いでいき、実食。

さっぱりしていて夏らしい味ではある。ただ、思っていたよりカルピスの存在感が強く、メロンカルピスシャーベットというより、「カルピスシャーベットにメロンが少し顔を出す」という印象だった。

おいしいことはおいしいが、メロンを楽しみたいなら少しもったいない気もする。


・作って分かった3つのポイント

実際に試してみて分かったポイントはこちら。

1.液体は多く入れすぎない
2.注いですぐ削らず、少し待ってから削る
3.果物の底を少しカットして平らにしておくと安定して削りやすい

また、削りきれなかった分は再冷凍もできるが、食品衛生上、早めに食べることをおすすめする。



・番外編 台湾を思い出してトマトでも挑戦

そして、もう一つの野菜でも挑戦してみた。

以前、台湾に住んでいた頃、トマトはフルーツとしての立ち位置だった。市場でもフルーツ感覚で並んでいたし、砂糖や梅粉というものを付けて食べる文化もある。

ということで、トマトも半分にカットして、中を少しくり抜いてから冷凍してみる。

トマト+牛乳なら、失敗してもリゾットやパスタにアレンジできる。それも番外編に選んだ理由だ。


・ドキドキ……トマトはどうなるか

カチカチに凍ったトマトに牛乳と砂糖を加え、さきほどと同じように削っていく。


完成!


トマトジェラートとか見かけないこともないし、なんとなく味の予想をしながら、一口……。


予想通りの味!


というか結構おいしいじゃないか。メロン+牛乳よりも、好みかも。トマトの味の濃さがジェラートに向いているのかもしれない。



・結果発表

4種類の個人的ランキングはこちら。

1位 メロン+飲むヨーグルト
2位 トマト+牛乳
3位 メロン+カルピス
4位 メロン+牛乳

ちなみに家族に一番人気だったのは、飲み物を何も入れず、凍らせたメロンだけをそのまま削ったものだった。

つまり、一番おいしい食べ方は「何も足さない」だった。結局、素材が一番おいしいという、なんとも身も蓋もない結論になってしまったが、いろいろ試しながら作る時間や削る作業自体は、結構楽しい。

暑い日のちょっとした実験として、いろんなフルーツや野菜、ドリンクでチャレンジしてみてはいかがだろうか。

執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.