最近、小学生の長女が「編み物やってみたい」と言い出した。

ただ、近所にある気になった編み物教室は、平日昼開催が多く、なかなか子どもの予定と合わなかった。

そこで、私が先に習って、娘に教えてみようということに。

2時間の単発レッスンを受けたら、コースターくらいなら作れるようになるだろうか。

ちなみに私は、こういう手芸系がかなり苦手だ。

・なんか居心地がいい

今回参加したのは、単発でも教えてくれる個人の編み物教室。

事前に電話予約をして向かうと、迎えてくれたのは、おそらく自分の母親くらいの年代の女性の先生だった。教室には常連さんも4人ほどいて、みな先生と同世代くらい。ただ、不思議とアウェイ感はなく、居心地がよい。

なお、毛糸は事前に「100均などで好きなものを買ってきてください」と言われていたので、今回は3種類ほど購入。

コースターみたいな簡単なものを作りたい旨を伝えると、「コースターなら綿素材が向いているけど、編みやすいのはアクリルかな」とのこと。この中では、色も見やすく初心者向きだという、先生が選んだこちらの毛糸で進めることになった。


・かぎ針編みに挑戦

ちなみに今回は、かぎ針編みを教えてもらう。

指編みとかのほうが簡単なのかもしれないが、なんか、かぎ針を使うと、急にできる人っぽく見える気がするから不思議だ。(棒編みはもっと憧れる)

なお、教室中はそんなに写真を撮る余裕がなかったため、一部は自宅で再現している。


まず教えてもらったのは、くさり編み。

先生がやっているのを見ると、簡単そうに見えるのだが、実際にやると、全然うまくいかない。一応、形にはなるが、編み目を均等にそろえるのがむずかしい。

そしてここで、私はある重大な問題に気づく。


そう、いつものアレである


汗でひっかかって毛糸が進まない。「手汗が……」と伝えると、先生が驚いた顔で、「あら、ほんとね! 緊張してるのかしら?」と心配してくれたのだが、残念ながらこれは生まれつきである。それを伝えたら、さらに驚いていた。

なんとか対策できないかと鞄を探るも、絆創膏などはない。そこで私は、レシートを指に巻いてみた。

だが、これもうまくいかないので、もう諦めて、そのまま進めることにした。


・向き不向きってあるよね

くさり編みが終わると、次は細編み、さらに長編みへと徐々に難易度が上がっていく。

正直、序盤で気づいていたが、このあたりで確信に変わる。「あ、これ私には向いてないな」と。だがその一方で、みんなでおしゃべりしながら、それぞれ黙々と作品を作っていく空間はすごく素敵だった。


そんなこんなで2時間が経過。

初心者の私が、どこまでできたのかと言うと……こんな感じ。


なお、正確には最後の1段を「ここ違うわね」と先生にほぼ全部ほどかれているので、実際はもう少し進んでいた。

とはいえ、基礎練習で終了した。

個人的には、もう十分がんばったという気持ちだったのだが、先生からは、「子どもに教えるなら、もっと基礎を習得してからのほうがいいわね」と、極めて正論のアドバイスをいただいた。

たしかに、隙間が空いていたり、同じ編み目を重複して拾っていたり、初心者感が全面に出ている。

娘に教えられるレベルになるには、まだ少し時間がかかりそうだ……。

編み物そのものは、私には向いていないなというのが正直な感想だ。しかし大人になってから、まったく新しいことを習う時間はなんだか新鮮だった。

執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼この糸でコースターを編めるようになるのが目標

▼するすると編んでいく先生。大人になってからの習い事って楽しい