季節はすっかり春……というか暑い日もあるくらい。

同時に衣替えの季節でもある。そんなタイミングで開催されているのが、高島屋で実施されている回収キャンペーンだ。不要になった衣料品やコスメ、食器を持ち込むと、1点につき500円分のお買物券が1枚もらえる。

シミや毛玉があってもOKとのことだが、「本当にこの服、出して大丈夫なのか?」と、ちょっと心配なものも。

ということで今回は、実際に不要となった衣類と化粧品の空き容器を持ち込み、回収してもらえるのか検証してみた。

・全国12か所で開催

改めて、高島屋の回収キャンペーン「Depart de Loop(デパート デ ループ)」は、不要になった衣類やコスメなどを持ち込むと、1点につき500円分のお買物券が1枚もらえるという内容だ。

ブランドや購入店は問わず、期間中は1人9点まで受け付けている。しかも公式では、衣類は穴あき・破れ・軽いシミがあっても回収可能としている。


え、本当に?


こういうのって「まあまあキレイなやつだけでしょ」と思いがちだが、案内を見る限りは意外と間口が広い。

ただし当然ながら、洗濯した状態で持ち込むことが前提。化粧品の空き容器なども、軽く水で内部をゆすいでからの持ち込みが条件となっている。


・ちょうどいいギリ服が出てきた

ということで、ちょうど衣替えのタイミングでもあったので自宅のクローゼットをチェックしてみた。

すると、出てきたのがこちら。

毛玉が結構についているタートルネック。

目立つシミのあるシャカシャカパーカー。

ペン汚れもついている子ども服。

他にもいろいろあったが、もし回収してもらえなかったら、また持ち帰ってくることを考えると、これくらいにしておいた方がよさそう。

さらに今回は、化粧品の空きボトルも一緒に持ち込むことにした。(無印良品は別途独自の回収を行っているが)


・対面での受け渡し

向かったのは日本橋の高島屋。

今回の回収キャンペーンの日程は、店舗によって開催期間が異なっている。私は、一番早くに開始していた日本橋高島屋S.Cへと向かった。こんな品のある場所に、薄汚れた服なんて持って行っていいのだろうかとちょっと不安になる……。

会場は本館8階の催会場。回収ボックスみたいなところに、そっと入れて終わりかなと思っていたのだが、実際はそうではなかった。

スタッフの方が、カウンターに立っていて、そこへ直接提出する方式である。急にちょっと緊張する。一枚ずつ、広げて軽く確認していただき……


普通に回収していただけた


・2000円分のお買物券

無事、すべて問題なく回収していただき、ひと安心。気にしていた毛玉や使用感についても、とくに引っかかる様子はなかった。

今回持ち込んだのは4点だったので、受け取ったチケットは、500円券×4枚、合計2000円分。

ちなみに、私が訪れたタイミングでは行列ができるほどではなかったが、私の前後にも3〜4人ほど利用者が来ていた。スタッフの方にも少し聞いてみたところ、「初日だけど、結構来ています」とのことだった。


さて、ここで気になるのが、いただいたチケットの使い方である。今回の500円券、ありがたいのは間違いないのだが、使い方には少し条件がある。

それは、税込5000円以上の買い物につき、1枚使えるというルールだ。

つまり今回のように4枚もらった場合は、最大で2万円以上の使用で2000円分割引という形になる。

2000円は大きいが、完全にタダ券ではなく、ある程度買い物する人向けのお得券というわけだ。しかも、食品やレストランでは使用できないという……。


百貨店でそんな買い物するかな、私


なお、一部対象外売場もあるようなので、使う前に確認しておくのが無難だ。お買物券は回収した店舗以外の対象高島屋でも利用可能で、有効期限は2026年5月31日までとなっている。



・巡る巡るよ、衣類は巡るよ

フリマに出すほどでもない、寄付に回すほど整ってもいない。でも、ゴミ袋に入れるのは少し気が引ける。

そんな服にとって、かなりちょうどいいのが今回の回収キャンペーンだ。

しかも、回収された衣料品のうちポリエステル100%の素材はケミカルリサイクル技術によって再生ポリエステルとなり、高島屋オリジナル商品やブランド・デザイナーとのコラボ商品として生まれ変わる可能性もあるという。

つまり、自分が着ていた服が、巡り巡ってまた店頭に並ぶかもしれない。

そう考えると、なんかワクワクするかも。お買物券のプレゼントは、あくまで副産物で本命はむしろ、「捨てる」以外の選択肢を気軽に試せることなのかもしれない。

衣替えついでにクローゼットを見直したい人は、近くの高島屋の回収情報をチェックしてみてはいかがだろうか。

参考リンク:高島屋 Depart de Loop(デパート デ ループ)
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.