ジャンボ〜! チャオスだよ。今日はコーヒーを飲みに行ったときの話をするね。


入ったお店の名前は「Tesfa Ethiopia Coffee Restaurant」。いかにもコーヒーが強そうな名前のお店だ。

ふと入った、とあるモールの中に、その店はあった。パッと見、かなり小さくてシンプルな店。オープンなつくりで、ローカル感がしっかりある。


気になったので、僕は店員さんに聞いてみた。


「このお店、なんで “Tesfa” って名前なんですか?」


「エチオピアのお客さんに来てもらいたいからよ。ケニアにはエチオピア人もたくさん住んでいるからね」


「なるほど」


「エチオピアの人はコーヒーが大好きなの。それに “Tesfa” って言葉は、彼らにとって “希望” という意味で、“良いもの” を連想させる言葉なの


名前ひとつにもちゃんと意味がある。シンプルだけど、よく考えられているなと思った。

僕はコーヒーを注文した。


「コーヒーはいくらですか?」


「小さいカップで50ケニアシリング(約55円)よ」


「安いですね」


「2杯頼むと1杯サービスしてあげる。でも1杯だけだとサービスはないの」


なるほど、たくさん飲む人には優しい仕組みだ。でも今回は1杯だけにしてみた。


そしてコーヒーが出てきた。


ひと口飲んで思った。


「……これ、かなりうまいな」


味がしっかりしていて、ガツンとくる。いわゆる軽いコーヒーではなく、カフェインがしっかり来る感じ。かなりのストロングスタイルだ。


そして印象的だったのが香りだ。


「この煙、すごくいい匂いですね」


「エチオピア式だからね」


コーヒーを待っている間、お香のような癒やしの香りを楽しめるのがいい。ただ飲むだけじゃなくて、時間を味わう感じだった。



ただひとつだけ、ちょっと気になったこともある。


「何かお菓子とかは出ないんですか?」


「コーヒーだけよ」


出てくるのはコーヒーのみ。なるほど、かなり潔い。


ということで、僕はそのコーヒー1杯、50ケニアシリング(約55円)を支払った。


小さくてシンプルな店だけど、コーヒーはしっかり本格的。名前の通り、生きていくことへの “希望” も見える、“良いもの” をちゃんと出してくる店だったよ。


こういう店、僕はかなり好き。静かに強いコーヒーを出してくる店だよ。それじゃ、またね。クワヘリ〜!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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