こんにちは。カンです。

みなさんは出かける際、どのような交通手段を利用していますか? 私は主に電車やバスを利用しています。日本に来たばかりの頃は自転車の利用も考えましたが、駐輪場や費用の問題もあり、現在は電車やバスを使うことが多いです。特に東京は交通網が発達しているため、とても便利です。

しかし、外国人として感じたことは、やはり日本の交通費は高く感じられたという点でした。

今日は、私が考える日韓の交通手段の違いについて話したいと思います。

・公共性の高い韓国の交通システム

まず一つ目は、韓国ではバスや電車が主に公共主体で運営されているという点です。

韓国では交通は「みんなのもの」という認識が強くあります。

そのため、韓国鉄道公社のような公企業を中心に運営されており、ある程度料金が統制されています。初乗り運賃はソウル基準でおよそ150円前後であり、通勤・通学だけであれば、場合によっては1日300円程度で済むこともあります。

一方、日本では民間企業の比重が大きい傾向があります。

そのため、JR東日本のような民間企業が多く運営しており、条件や地域によって差はありますが、基本料金自体が韓国に比べて高く感じられます。初乗り運賃は170円から180円程度であり、往復で考えると韓国より40〜60円ほど高くなります。


・乗り換え制度の違い

二つ目は、韓国では乗り換え時の追加料金の負担がほとんどない点です。

韓国ではバスと地下鉄の区別なく、乗り換え料金はほぼ無料です。ソウルを含む首都圏では、30分以内に乗り換えれば追加料金は発生しません。

そのため、途中で乗り換えた場合でも最大4回まで追加料金がかからず、低価格で移動することが可能です。

一方、日本では先ほど述べたように、路線ごとに異なる企業が運営していることが多いため、それぞれで運賃を支払う必要があります。

例えば同じ山手線内での移動であれば1回の運賃で済みますが、西武線や都営線など別の路線に乗り換える場合は新たに料金を支払う必要があります。

そのため、距離が短くても高く感じられるのです。


・距離別運賃の差

三つ目は、日本に比べて韓国では距離別運賃の負担が小さい点です。

韓国では10km以内であれば基本料金である約140円に統一されています。また、10kmを超えた場合でも5kmごとに約10円程度しか加算されないため、非常に安い水準です。

そのため、自家用車を使わなくてもバスや電車で他地域へ移動することが容易です。

一方、日本では一定距離を超えると比較的早い段階で追加料金が発生します。

少し遠くへ行くだけでも200円から300円を超えることが多く、さらに乗り換えのたびに料金がかかるため、体感として高く感じるのだと思います。



・交通費に対する体感の違い

以上の理由から、韓国人にとって日本の交通費は高く感じられるのだと考えられます。

もちろん、日本では民間企業が運営しているため、一定の利益が必要であり、その分設備や安全システムが非常によく管理されているという利点もあります。

近年、韓国でも交通費は上昇傾向にあります。

しかし、地域ごとの割引制度や還元制度が整っているため、比較的負担は軽いものの、それでも高く感じられるのは否めません。国内旅行が好きな私としては、少し残念に感じています。

執筆:カン・へジュ(KANG HYEJOO)
Photo:Rocketnews24