ああぁぁ大谷翔平になりてぇぇぇええええ……!

──テレビの前でそう叫んでいる人は、世界中に一体何人いるのだろう。今や数え切れないだろうし、これからWBCが始まったらさらに増えるに違いない。

ただ、「大谷選手みたいになりたいなぁ」と言うだけで、近づくための努力を何もしてない人が大半ではないのか? もしその想いをガチで実践したらどんな感じになるのだろう?

気になった私(44歳)は、GO羽鳥(46歳)と2人で大谷選手を目指してみた。大谷翔平にどこまで近づけるか選手権、プレイボールである!

・予算は5000円

ルールは簡単。それぞれ予算5000円で、できる限り大谷選手を目指す。自分の知恵や技術をフルに使って、大谷選手っぽくなった方が勝ちである。

とは言うものの、実際にどうしたらいいかって話になると全くわからない。よりによって大谷翔平とは……。現在、地球上でもっとも完璧な男ではないか。


当然ながら私(44歳)が勝っている要素など何1つとしてない。運動能力はもちろんのこと、人間性、考え方、収入、見た目……全局面で徹底的に敗北しており、近づけそうなポイントさえない。


だが、そこをあえて攻めるのが「どっちが大谷翔平に近づけるか選手権」のミソ。今日だけは、憧れを捨てるのだ。

そう思いながら大谷選手のインスタを見ていると、「大谷選手ってめっちゃ肌がキレイだな」ってことに気づいた。もしかして、突破口はここではないか?

いや、普通に考えたら肌もかなりハードルが高いが、他のポイントに比べたら……という気がしないでもないので、その日からパックを開始。生まれて初めてのパックである。


めちゃくちゃ小さな一歩ではあるが、確実に大谷選手に近づいている! この一歩が大事なのだと自分に言い聞かせる一方で、やればやるほど「お前は正気か?」って気にもなってくる。


そんな程度で大谷選手に近づけると思っているのか? そもそも、美容方面での勝負はかなり不利。GO羽鳥はかなり前からパックをやっているではないか。それも結構な頻度で。


しかも、なんと羽鳥、大谷選手が広告モデルを務める高級化粧品ブランド「コスメデコルテ(DECORTÉ)」が誇る、“一夜で美肌へ” でおなじみの高価なフェイスクリームを長いこと愛用しているらしい……!! どんだけ美容にストイックなんだ!


たった数日やった程度の私では対抗できない。この勝負がWBC(ワールド・美容・クラシック)になってしまったら、確実に敗北するだろう。

自分が有利なポイントに引き込まなければ……と焦った私が目をつけたのが、肩幅と大胸筋である。このガッシリ感は、私の方が大谷選手に近いのではないか?


とはいえ、大谷選手の見事な大胸筋と私のでは全く比較にならないので、ちょっと加工が必要。100均で買ったスポンジを上手く使えばそれっぽく見せることなんて余裕……


誰だこいつ。ちょっとした変態感が出てしまった。でも、誤魔化し方で何とかなりそうな気がしなくもない。

ここまで来たら、小道具でなんとか “ニア大谷” までもっていこう。まずはAmazonで買った460円のキャップに、白いマジックでロゴを描く。


大谷選手のストイックなマインドからもっとも遠い行為な気がしなくもないが、予算5000円という縛りがある以上、公式グッズを買うなんていう贅沢は許されない。


心を無にして、同じくAmazonで買った青いTシャツも……


塗り塗り。美術の成績が大体いつも「2」だった私は、正直なところこのような作業が得意ではない。だが、大谷選手に近づきたい一心で塗りまくる。


WBC(ワールド・美容・クラシック)での勝負を避けて、WBC(ワールド・美術・クラシック)みたいな感じになってしまったが、その成果は……


……っぽい!?


かなり遠目から見たらアリか?


自分としては自主トレ中の大谷選手を目指したが、よくよく見ると不気味すぎる。ランニング中にこんなヤツが前から走ってきたら、私なら絶対に目を逸らすだろう。


っていうか、肌のケアってそんなすぐに効果が出るものではないんですね。勉強になりました。

ちなみに、購入したものとしてはこんな感じ。

【内訳】
・Amazonで買った青いTシャツ:715円
・Amazonで買った青いキャップ:434円
・ユニクロで買ったヒートネックVネック:990円
・ダイソーで買った両面テープ&スポンジ2パック:330円
・近所のドラッグストアで買った「パック4枚入り」✖️2パック:1204円
・近所のドラッグストアで買った「クマらないクリーム」:990円
・近所の文房具屋で買った白マジック:125円
※短パン、レギンスは元々持っていたもの
———————————————
合計 4788円



美容などに予算を使ってしまったため、ズボン等を用意できなかったのが勝負の意味では痛かったか。でも大谷選手の壁が高すぎるんだから、迷走くらいするだろう。これは仕方がない……ということにしたい。



・GO羽鳥はこうだった

おそらく、GO羽鳥も結構苦戦しているのではないか? そう思いながら呼んでみると……


なんかすげえええええええ!


全般的に作り込みが細かい!!



ちなみに、GO羽鳥が予算の5000円をどのように使ったかというと、内訳は以下の通り。

【しまむら】
・キティちゃん帽子 1419円
・シャツ(インナー) 979円
・長袖インナー 770円
・レギンス 1089円
———————————————
合計 4257円

【ダイソー】
・ベルト 220円
・すそ上げテープ 110円
・油性マーカー(黒) 110円
・油性マーカー(青) 110円
・油性マーカー(青) 110円
———————————————
合計 660円

総合計 4257+660=4917円


本人に話を聞いてみると……


「当初はホムセンで揃えようとしていたけど、絶対に5000円オーバーするわ……と思いダイソーへ向かった。すると、なんと2階がしまむら!!!!

店内を探索すると、ちょうどサムライJAPANカラーのキティちゃん帽子が! 大まかに揃えて、価格も4000円チョイ。これはもう勝利……!

改造道具をダイソーで揃え、合計金額4917円! あとはマジックで大谷レプリカユニフォームを描けば、ハイ、完全大谷再現です!」


──とのことだった。たしかに、大谷選手にかなり近づいている!


なお、変身の詳細については後日GO羽鳥の記事でも紹介する予定だから、楽しみに待たれよ。



・WBCの意味

そんなわけで、私としては「描いたり塗ったりする分野でGO羽鳥と勝負するんじゃなかった」と思わなくもなかったが、やらない方が良かったとは全く思わない


むしろ、雲の上の存在としか考えていなかった大谷選手に何とか近づこうとしたことで見えてきたこともある。肌のケアなど以前はやらなかったことに挑戦したのはその1つだろう。


何より、偉大な選手とはいえ同じ人間であり、「別世界の人」と考えないことも大事だと気づけたという点では収穫であった。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表に選手登録されるのは30人だけだが、それらの選手をお手本にして自分を磨くWBC(ワールド・ブラッシュアップ・クラシック)は気持ち次第で誰でも参加できるのだから。


この感覚を仲間に伝えたい! というわけで、最後は例のアレで記事を締めくくりたい


チームメイト(同僚)と円陣を組み……


熱い想いをぶつける!!


このように……


今日だけは!


憧れるのを!


やめ!


ましょう!



おわり


参考リンク:Instagram @shoheiohtaniWORLD BASEBALL CLASSIC 2026(公式TOP)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼ビフォーアフターとしてはこんな感じ。まずは私

▼後ろ姿はこう

▼GO羽鳥のビフォーアフター

▼後ろ姿

▼大谷翔平✖️2

▼「自分は大谷翔平に近づいたんだ」と思うだけでテンションが上がる。その結果……

▼大谷翔平のバッティング練習を見守る大谷翔平

▼大谷翔平にバッティングフォームのズレを指摘する大谷翔平

▼身振り手振りで大谷翔平にバッティング指導する大谷翔平

▼大谷翔平の指導に熱が入る大谷翔平

▼バッティング練習のあとにローソンのコーヒーで一服する大谷翔平と……

▼大谷翔平

▼大谷選手のニュースを逐一チェックする大谷翔平と大谷翔平。WBCが楽しみで仕方がない……!

▼頑張れ! WBC日本代表!!

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