
2026年2月18日、サイゼリヤがグランドメニューの改定を行った。詳細はすでに公開済みの記事をご覧いただきたいが、今回の目玉はどうやら「全粒粉ペンネの終了」らしい。
個人的にはそこまでペンネを注文しないため「へ~、そうなんだ」と完全に他人事でいたのだが、聞くところによると、どうやらステーキのラインナップにも変化があるもよう。
そうとなれば話は別だ。気になった私は、約8年ぶりにサイゼのステーキを食べてみることにした。
・密かな変更
公式にはアナウンスされていないが、調べてみると今回のメニュー改定によって、『ビーフステーキ』と『ラム(仔羊)のランプステーキ』が入れ替わっている店舗があるようだ。
実際、私(あひるねこ)の最寄り店舗では、以前は『ラム(仔羊)のランプステーキ』だったのが『ビーフステーキ』に変更されていた。
ちなみに現時点での『ラム(仔羊)のランプステーキ』の販売店舗は、サイゼの公式サイトから確認できる。
さて、実は私が最後にサイゼでステーキを食べたのは、なんと今から約8年前の2018年である。
「サイゼで10万円食べる」という編集部の企画で、当時もっとも高額だった『リブステーキ』を注文。しかしそれ以来、プライベートでもサイゼのステーキを頼むことはなくなった。
なぜならその時の『リブステーキ』が硬くてパサパサしており、正直あまり美味しくなかったからだ。「サイゼでステーキは悪手だな」と思ったことを、おぼろげながらも記憶している。
昔、アメリカのデニーズで靴底みたいに硬いステーキを食べたことがあるが、まさにあんな感じ(さすがにサイゼの方が美味しかったけど)。
・8年ぶりの対面
そしてあれから月日は経ち、この日、私はついにサイゼのステーキを解禁することにした。注文したのは、お初にお目にかかる『ビーフステーキ』(税込1090円)だ。
サイゼで1000円超えとは……。もはや失敗は許されない金額であるが、実は正直に申し上げるとこの時、少し嫌な予感がしていた。理由は一つだ。
なんか薄くない?
ステーキというよりは、ちょっと厚めの焼肉である。定期的に自宅でステーキを焼く私は経験上、これはただ硬いだけで味気ないガッカリ肉では? と懸念したのだが……。
恐る恐る口に運んだところ……。
あれ? こんなに美味しかったか?
それは私の記憶にあるステーキの味とはまるで別物だった。もちろん、商品自体が違うので味も違うのは当然だが、それにしても以前食べた『リブステーキ』より明らかにうまい気がする。
肉質が特別にいいとは思わない。まあ普通である。その代わり、焼き加減が絶妙だ。こんなに薄いのにカチカチにならず、肉の内部はちょうどいいレアっぽさが残っている。
赤身の旨みと、脂身の甘みのバランスも申し分なし。そしてこれは重要なポイントだが、冷めてもそこまで劣化せずうまいのだ。素晴らしい。ならば私も安心してあの “背徳の液体” を注文できるだろう。そう……。
赤ワインである……!
私が思うに、この『ビーフステーキ』はパンやライスが欲しくなる類のメニューではない。それより圧倒的にワインとの相性の方が良いと思われる。
私は赤ワインとステーキを一緒に楽しむのが三度の飯よりも好きだが、そういう時は上質な高級和牛よりも、安くてワイルドな牛肉の方が舌と胃袋にはしっくりくる。
とにかく肉に気を遣わなくて済むのがいい。サイゼが誇る激安ワインの伴侶としては、これ以上ないほどの逸材である。
・唯一の要望
一つ注文をつけるとしたら、以前の記事で江川記者も書いているように、ソース抜きの塩オンリーも選べるようになってくれると嬉しい。
現状ではガルムソースがかかった状態で提供され、もちろんこれはこれでステーキにマッチして美味しいのだが、味の強さゆえ後半になると若干くどく感じてしまうのも事実。ソースが別添えになったら、さらに最強に近づくと思う。
なんてことを考えながら、私はすでにワインとステーキの無限ループへと突入していた。小さくカットした肉一切れに対し、ワイン1杯。こうなったらマグナムの注文も辞さない構えである。
1090円という値段が安いとは別に思わないが、スーパーで肉を買って自宅で焼いて、フライパンを洗う手間を考えたら、十分以上に払う価値ありと私は考える。
何より、「サイゼ飲み」の選択肢が増えたことが今は無性に嬉しい。昨日行ってきたばかりだが、早くもまた行きたくなってきているのだった。
参考リンク:サイゼリヤ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼間違い探しもアップデート。
あひるねこ













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