ジャンボ。


仕事の「サイドハッスル(副業 / 短期アルバイト)」に精を出していた時のこと。お昼休みに、小さな容器に入ったお弁当を抱えた一人の女性に出会った。


僕が挨拶をすると、彼女は「これからお昼ごはんにするの」と教えてくれた。それどころか、「あなたも一緒にどう?」なんて、僕を誘ってくれたんだよ。


ケニアの人のこういう温かいところ、僕は大好きなんだ。

ありがとう。でも、もう食べてしまったから大丈夫だよ


僕は丁寧にお礼を伝えて、彼女にそのお弁当をどうやって用意しているのか聞いてみた。


彼女は仕事から帰ると、まず家を綺麗に掃除する。


それから「今夜は何を作ろうかな」と考えるんだって。


夜ごはんを作る時は、次の日の分も多めに作るのが彼女のルール。


そうして残ったものを、仕事場へお弁当として持ってきているみたいだよ。



・お弁当の中身と、お弁当の悩み

でも、悩みもあるみたいだ。それは「温め直し」のこと。


朝やお昼にしっかり温められないと、食べ物の匂いや味が落ちてしまうし、お腹の調子も悪くなっちゃう。


特にお昼時、ボスがオフィスにいる時は、なんとなく電子レンジを使えないため、お弁当を温め直すことができなくて、冷たいまま食べるしかないこともあるんだ。


この日、彼女が食べていたのは「トウモロコシと豆、キャベツ」を混ぜ合わせたもの(ギゼリ / Githeri)だった。


ちなみに、こういう家庭的な食事の材料をケニアで揃えると、だいたい100〜200ケニアシリング(約96円〜192円)くらいで済むこともあるけれど、毎日の工夫は欠かせない。


彼女は「自分の作った料理は大好き」と笑っていた。


けれどやっぱり、冷たいまま食べるのは体にも良くないし、少し寂しいよね。


温かいごはんを、安心して食べられる。


そんな当たり前のようなことが、実はとても大切なんだなって、彼女の話を聞いて僕は思ったよ。


クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼ケニアのお手製お弁当をおいしそうに食べる彼女

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