「ホリエモン」こと堀江貴文さんといえば、「食」に精通していることでよく知られており、プロデュースを手掛けたお店は数知れず。中でもよく知られているのが、彼が発案したというカレーパンを販売する「小麦の奴隷」ではないだろうか。2020年に北海道に1号店を出店し、現在は全国的に店舗を展開している。

そんな彼が監修したカレー屋「カレーだしっ!」もジワジワと店舗を拡大している。東京・立川の伊勢丹立川店にもお店があるので、そのカレーの味をたしかめるために訪ねてみた。

・ホリエモン監修カレー

「カレーだしっ!」はこれまでに1万食以上のカレーを食べ歩いた、カレーブロガーの「カレーマン」がレシピを。そして堀江氏がプロデュースを手掛けているそうだ。本店は東京・池上にあり、愛知・兵庫・岡山などにも店舗が着々と誕生している。

伊勢丹立川店は2025年7月にオープンしている。レストランフロアにあるのかと思いきや、地下の食品売り場に出店しているそうだ。


それで地下に降りてみたんだけど、お店らしきものが見当たらない。1周、2周……と回ってみたけど、どうしても見つけることができなくて、フロアスタッフの方に尋ねたところ「そちらです」と指さされた先にお店があった!

何度も通り過ぎてて気づかなかった。ここが店だったのか!

思ったよりもこざっぱりとした店。堀江氏の手掛けるお店だから、てっきり派手な店だと思っていたけど、そんなことはなかった。


この看板が目印。低いところに看板があったから見つけられなかったんだな、きっと。


メニューはカレーが4品というシンプルな構成だ。看板商品の「シン・おそば屋さんのだしカレー」(税込1100円)、「海老だしカレー」(税込1100円)、「カシミールカレー」(税込1080円)、「炭火焼豚タンカレー」(税込1050円)。

このほかにドリンク・トッピング・おつまみも用意されている。



そもそも「だしカレー」とは何なのか? メニューにこんな記載がある。

「おだしをふんだんに使った、やさしい味わいのカレーです」

意外と普通なことが書いてあって、逆に驚いた。まあとにかく、そういうことらしい……。


卓上にはオイルにカエシ、それからスパイスが4種置かれていて、これらを好みで振りかけるそうだ。


それで頼んだのはシン・だしカレーである。

メニュー写真には生卵が乗っていたけど、実物には乗っていなかった。実は注文時にお店の人に「生卵はつきませんけど、大丈夫ですか?」と確認された。

なんでも、鳥インフルエンザの影響で卵が品薄になり、仕入れ先から入って来なかったのだとか。まさかこんなところにまで鳥インフルの影響があるとは。まあ、ないものは仕方ない……。



実際に食べてみると、まずは鼻をくすぐる出汁の香り。ライスにトッピングされたかつお節から旨味を感じさせる美味しい匂い。

ひと口食べると、ソースは思ったよりもサラリとしている、おそば屋さんのカレーというと、私はトロみのついたものを思い描くが、こちらはスパイスカレーのようなサラサラタイプだ。


味はたしかにやさしい。角がなくまろやかで「滋味深い」と表現するにふさわしい、やさしい旨味を含んだカレーだ。比較的甘党の私にはちょうど良い味ではあるが、もうひとつ何か足りない気がする。

そこで出番になるのが、卓上の調味料である。カエシとスパイスを少々散らしたところ、味の輪郭がハッキリとして、より旨味を強く感じられる。これは調味料で適宜味変して、自分好みの味に作り上げるタイプのカレーのようである。

そんなわけで、ジワリジワリと店舗数の増えているカレーだしっ!。2026年はさらに店舗が増える予感がするぞ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 カレーだしっ! 伊勢丹立川店
住所 東京都立川市曙町2-5-1 伊勢丹立川店 地下1階食品売場
時間 10:00~19:30
定休日 なし(施設に準ずる)

参考リンク:カレーだしっ!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼思った以上にやさしいカレー。卓上スパイスで好みに味変