2025年4月、広島駅直結エリアに「ギャラドスひろば」が誕生した。

ギャラドスだよ、ギャラドス。

ピカチュウでもイーブイでもなく、ギャラドスである。

広島駅が進化しているとは聞いていたが、まさかギャラドスひろばまであるとは思っていなかった。これはもう、ポケモン初代世代として確認せずにはいられない。

というわけで、ここは大人が行っても楽しい場所なのか。それとも完全に子連れ向けなのか。

実際に広島駅を歩いて確かめてきた。

・広島駅、いつの間にかポケモン密度が高すぎる

広島駅に到着したのは連休中の夕方17時頃。

多くの人が行き交うなか、最初に目に入ったのが、広島駅2階新幹線口横の通路にあるベンチだ。

一見すると、ただの薄紫のベンチ。だが近づくと……

……メタモンである。知らなければ普通に座ってしまいそうな溶け込み具合が、メタモンらしい。

実際、「何も知らずに座っている人」が立ち去るのを、物陰から静かに待つポケモンファンの姿を何度も見かけた。その目は、完全にハンターである。

しかもこのベンチ、見た目だけでなく座り心地が両隣と微妙に違う。こういうところまでこだわっているのが面白い。

さらにその隣では、おおぐいポケモンのゴンベが、広島名物であるもみじ饅頭をもぐもぐしていた。

私もこの隣でもみじ饅頭食べればよかった~!


そこから北口方面へ下に降りると、ちょっとした広場に出る。

ここにはカビゴンやフシギダネなど、初代世代なら一瞬で名前が出てくるポケモンたちのベンチが。

ほかにも、金・銀世代のウソッキーやオオタチの姿も。

中央には、子どもたちが靴を脱いで遊べるスペースもあった。

なお、近くの壁に描かれていたキャラクターを一瞬ポケモンだと思ったが、よく見たらカモノハシのイコちゃんだった。

こちらはJR西日本のICカード「ICOCA」のマスコットである。


・そして本命へ向かうも残念

さて、今回一番のお目当て。2025年3月に開業した新駅ビルMinaMoaの屋上にある「ギャラドスひろば」へと向かう。


エレベーターでワクワクしながら9階へ。……が。



がーん。臨時閉鎖なう。


なんと、この日は雪がちらつき、風も強く、安全のため利用中止になっていた。外から撮影だけはできたものの、中に入れない。

同じ目的で訪れていた大人、外国人観光客、子ども連れが次々と肩を落としていく。泣き出してしまう子どももいて、正直、胸が痛かった。

でもわかるよ、これは泣くやつで間違いないよ。

何度か様子を見に行ったが状況は変わらず、結局この日は開放されることはなかった。


・翌日リベンジ

悔しすぎて、翌日、隙間時間を縫ってバタバタと再訪。今度は無事、入ることができた。

近くで見るギャラドスは、想像以上に迫力がある。口から滑り台が伸びていて、まさにハイドロポンプ。

コイキングのロッキング遊具もあり、揺れるたびに「はねる」を繰り出しているようで妙にかわいい。

ちなみにギャラドスの進化前はコイキング → 鯉は英語でCarp(カープ)→カープといえば広島! という連想からギャラドスが採用された……という説が濃厚らしい。

昔、必死にコイキングをギャラドスに進化させようとしたなぁ……。

他にも足元や壁など、至るところにポケモンが描かれていて、空間全体の完成度が高い。

一般的に、こういった遊具のある公園に大人が1人でいると浮きそうだが、全然そんな感じはなかった。むしろウェルカムな空気すら感じた(ポケモンたちからの)。


・またゆっくり行きたい

今回は時間がなく、かなり駆け足になってしまったが、ポケモン世代の大人が行っても十分楽しめる場所だと思う。

休憩用のベンチやトイレもあり、ファミリーにもかなり便利だ。ただし注意点もある。屋外施設のため天候によっては、今回のように利用不可になることも。そして遊具の数は少なめなので、休日など混雑時は覚悟が必要だ。

次に来るときは、娘たちと一緒にゆっくりと楽しみたい。そして、ギャラドスの前で、全力のハイドロポンプを浴びる覚悟もできている。

・今回訪れた場所の詳細

店名 ギャラドスひろば
住所 広島県広島市南区松原町2番37号 minamoa9F ソラモア広場
時間 10:00~20:00

参考リンク:minamoa 公式SNS
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼ポケモンセンターヒロシマが駅の北側、ギャラドスひろばは南側にあるが、子どもの足でも問題なく移動できる距離感なので、セットで楽しめる

▼ポケモンセンターヒロシマの外側の壁もポケモン一色だ