私が犯した5つの過ち。総額5万円で3泊4日「タイ〜ラオス国際列車の旅」大失敗【5万円海外旅行:第12回】(4ページ目)※1ページ目はこちら


・バンビエンに来た目的

なぜ私がラオスの首都ビエンチャンにとどまることなく、景勝地バンビエンを目指したのか? その答えはひとつしかない。バンビエン名物「チュービング」である。


浮き輪のようなチューブに尻を突っ込み、ナムソン川をプカプカと漂いながら川下り。20年以上前のバックパッカー時代からその存在は知っていたが、いつかやってみたいと思っていたのだ。


ということでバンビエンの街にある、アクティビティも手配してくれる旅行会社いくつかを回ってみたところ、どこも異口同音に「今日はもうやってない」とのこと。


なんでも先ほど降った雨によりナムソン川の水位が上昇、流れも急になって危険なためチュービングは中止なのだとか……。えーーーーっ!? ここまで来たのに! そんな……


──と、諦めかけていたその時!


バンビエン・イン・チュービングと書かれた看板を掲げるガレージを発見。なんだろここ? 中に入ってみると、ガレージの中にポツンとひとつの机がある。


受け付けらしきスタッフは奥で寝ていたので声をかけてみると、「チュービングか?」との返事。「え? 今日できるの?」と聞くと「できるよ」と断言!

やりますやります! と120000キープ(779円)を支払うと、軽トラの荷台にチューブを乗せ「お前も乗れ」とのジェスチャー。間髪入れずに軽トラは出発し……

15分ほど走ると……


ナムソン川へ!



なにやらすでに、大勢の若者がチューブを抱えてキャッキャしている。どうも私はこのグループに急遽参戦というかたちになったっぽい。


チューブに尻を突っ込み入水すると……

おおっ!


これがチュービング!


かなりゆっくりなので、手漕ぎせねばならない……


と思いきや!


いきなり激流だったりで制御しにくい。


バックパッカー時代、「流されて死んだ人が大勢いる」と聞かされていたが、さもありなん……と思ったりした。


──と、この後、この旅3回目の失敗が私を襲う。


基本的にバンビエンのチュービングツアーは、2回、あるいは3回の「休憩時間」が設けられている。ドンブラドンブラとナムソン川を漂流しつつ、「こっちだよ〜!」と休憩ポイントが待ち構えているのだ。※流されて休憩ポイントで止まれないパターンもある。

絶景の休憩ポイント。でも、そんな絶景の中、やることは何なのか? その答えは……


「酒」である。みんなここで酒を飲み、


ベロンベロンになりつつ大音量のEDMで踊り狂ったりするわけだ。


お金を節約しなければならない私は、若者たちから距離を置き(1人だけおじさんということもあり遠慮していたというのもあるが)絶景を見ては黄昏(たそがれ)ていた。


しかし!


とても社交的な世界各国の若者たちが、この45歳過ぎた異国のおじさんである私に「こっちに来なよ!」「踊ろうよ!」と声をかけてきてくれるのであった(いろんな意味で涙)


さらに!


お店から、正体は不明ながら「青いお酒」が、ショットで全員に無料で振る舞われた。もちろん私も飲んだ。そして、「日本人はノリが悪い」と思われないよう、日本代表としてユラユラと静かに踊っていたら……


酒が欲しくなったのである……!


「こんな状況、シラフで踊ってられっか!」とばかりに、500mlのビアラオ(ラオスビール)を1缶注文。価格は60000キープ(389円)だったが、私は5万円縛りよりも「この場のノリ(空気)」を優先させた。


もっとも、お店に対し「タダ酒飲ませてもらって何も注文しない」ってのに耐えられなかったってのもある。ここは使いどころ、飲みどころ!


お金の残高的には失敗だけど、「日本人もノる時のはノる」ということを世界各国の若者(パリピ)たちに認識させることはできたと思う。



そんなこんなでチュービングも終わり……


雨が降っていたがもともとビショ濡れなので半裸で帰宅。そして温かいシャワーを浴びたりしばし休憩。


その後、宿のスタッフさん(ベトナム人)に「この街(バンビエン)で一番うまいチャーハンが食べられるお店を教えて」と翻訳アプリを駆使して伝えたところ……


ここだと。


行ってみると……

ここらしい。


メニューを見ると……

たしかにチャーハン(フライドライス)がある。カレー味もあるけど、特に何の指定もなかったのでノーマルを注文。価格は40000キープ(259円)。


そして出てきたのが……

こちらなのだが、食中に撮影しておいた動画を見返してみると、


食べるたびに「ウ〜ン……」「なるほどね……」「なるほど……」を繰り返し、やっと出てきた具体的な感想は、


「すごいラオスだな」であった。


その後「タイでもない。ベトナムでもない。カンボジアでもない。ラオスのチャーハンだね……。ラオスの味がする」と言っていた。

うまいかまずいかで言えば、「まずくはない」なラインであり、ややパンチに欠ける(優しい味)といったところ。いずれにしても、ラオスの味。



帰りがけにコンビニみたいなスーパーに行き、おなじみ「コーラと水(ともに500ml)」を補充。価格はコーラが15000キープ(97円)で、水が10000キープ(64円)。


あとは宿に戻って、ようやく長い長い1日(長過ぎた1日)が終わる……わけだが、まだ国境越えを含めた2日間あるのに、お金の残りは1096円。果たしてどうなる? 


見どころ、楽しみどころのピークを過ぎた3日目は、次ページ(5ページ目)にユル〜く掲載! あと少し、がんばって! 私と一緒に、首都ビエンチャンを満喫しよう٩( ᐛ )و


執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24